創立以来40年以上、グローバル教育に注力。多彩な国際プログラムと環境が、魅力あふれる国際人を育む
学校そのものがグローバルな雰囲気
「世界に眼(まなこ)を開く」という創立者の志のもと、創立当初からグローバル教育に力を入れている桐光学園。国際部長で英語科の岡村薫先生にお話を伺いました。
「大規模校である本校には、勉強が好き、スポーツが得意など、いろいろなタイプの生徒がいます。また、帰国生も全体の10~15%と増加傾向です。グローバルとはさまざまな価値観を認め合うこと。つまり、本校は学校自体がグローバル。生徒自身、自然とグローバルな感覚を身につけているのです」
多彩なプログラムが英語力と人間力を育む
「今年は残念ながら新型コロナウイルスの影響で中止せざるを得ませんでしたが、本来、本校には留学やセミナーなどさまざまな国際プログラムがあります」
ちなみに、昨年はイギリスの名門パブリックスクール、イートン校のラグビーチームが来校。交流試合を行ったり、武道(剣道・柔道・空手道)や茶道を体験してもらったりしたそうです。「武道や茶道はそれぞれの部員が指導。スポーツや文化を通じて交流ができるのも、クラブ活動が盛んな本校だからこそです」
このようなイートン校との交流は10年以上続くものだとか。さらに、
「毎年7月から8月には、イートンカレッジサマースクールがあります。これはイートン校が選んだ学校だけが参加を許されるプログラムで、生徒は校内にある寮に約3週間滞在し、英語だけでなく歴史などの文化も学びます。人間教育の場でもあるイギリスの名門校の寮に身を置く…。それだけでも良い刺激を受けるのです」
そのほかカルフォルニアバークレー校やケンブリッジ大学でのリーダー養成プログラムや、カナダホームステイ、ニュージーランド・オーストラリアターム留学などがあります。
世界的に活躍する先輩の話を聞く「グローバル教育セミナー」
卒業生の中にはGAFA(ガーファ)※など、巨大IT企業で働く人がいます。そんな卒業生を講師にして行われるのが「グローバル教育セミナー」(高1対象・毎年5月実施)です。昨年は、世界中で大ヒットした人気ゲームの開発に携わった卒業生に来てもらったそうです。
「世界的有名企業で活躍する卒業生は、在学中、必ずしもずば抜けた秀才ではありませんでした。しかし、多彩なプログラムを通して世界で通用するグローバルな力や人間力を身につけた。このように本校は、個々の生徒を伸ばしていくのです」
国際理解を促すためのプログラムが再開される日が待ち遠しいです。
※Google,Amazon,Facebook,Appleといった巨大IT企業4社の頭文字を取った呼称。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
桐光学園中学校
[学校HP]http://www.toko.ed.jp
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