高水準の国公立・難関私大の合格実績!変わりゆく環境に適応していく伝統校
創立130年を超える高輪中学校。「見えるものの奥にある見えないものを見つめよう」という教育理念のもと、新しい社会の進展に対応し、自己の実現と社会の発展に尽くしていく男子の育成を行っています。今回は伝統校である本校の変化していく部分を中心に、入試広報部長の松崎先生にお話を伺いました。
変化していく環境への対応
新駅開業とオンライン説明会
昨年と比べ志願者数が3割近く増えた本校。その理由の一因として「高輪ゲートウェイ駅の開業とWEB出願への切り替えが影響していると考えてます」と松崎先生。2020年3月に高輪ゲートウェイ駅が開業し、JR線だけで来られるようになった生徒も多く、中学全体で3割弱が高輪ゲートウェイ駅からの通学となっています。泉岳寺と白金高輪の元の2駅に加え、高輪ゲートウェイ駅が加わったことで通学圏が拡大したことは、今まで以上の志願者に繋がる一因と言えます。
また、2020年入試よりWEB出願を導入。今までは学校に直接の出願のため、例えば2月1日の入試では試験二日前の15時で締め切りとしていたのに対し、試験前日の日付が変わる直前まで受付が可能となりました。取り巻く環境の変化に対応することで志願者数の増加に結びつきました。
他にも環境の変化の対応として、コロナ禍への対策が挙げられます。動画配信によるオンライン授業を休校中に行う、学校説明会をオンラインで実施するなどの対応がされています。学校説明会は「Zoom」を利用してリアルタイム配信で行いました。また、オープンキャンパスについても動画配信で入試問題解説・体験授業・部活動紹介等を行うなど、新しい社会に対応していく変化が見受けられます。
新課程に対応した中高一貫ならではのカリキュラム
「新課程に対応するため、カリキュラムを変更しています。国・数・英に関しては、もともと高校2年生までに教育課程を終了し、高校3年では大学入試対策の授業に入りますが、理社、特に化学はそれほど余裕がない状態でした。そのため、化学については3年の内2年間で学習していたものを3年間に変更しました。代わりに芸術系科目を高校3年次に持っていきました。高校3年次は座学が多くなりがちなため、芸術科目でのリフレッシュの効果も期待しています」と松崎先生。中学の早い時期から基礎力を培っていき、効率よく学習を進めていくことができるカリキュラムになっています。高校3年次に余裕を持って受験の準備に取り組めるように設定されたカリキュラムによって、生徒の志望校合格を支えます。
年々向上、安定の進学実績
この3年間、高輪の入試結果は年々上昇しています。合格者数、現役合格率、ともに向上をつづけており、進路状況も国公立・早慶上理への進学が全体の約24%、GMARCHを含めると全体の41%と高水準なものとなっています。こうした先輩たちの優れた進学実績は生徒たちの目標となり、高い目標設定に繋がるといいます。高輪の校風の特徴ともいえる部活動などでの先輩・後輩のタテの繋がりの強さがなしえるモチベーションがさらなる進学実績の向上の秘訣といえます。
こうした安定した実績をもとに、変化に堅実に適応していく高輪中学校。これから変化していく本校にぜひ注目してください。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
高輪中学校
[学校HP]https://www.takanawa.ed.jp
〒108-0074 東京都港区高輪2-1-32 Tel.03-3441-7201(代)
最寄駅/
都営浅草線・京急本線「泉岳寺駅」徒歩3分。東京メトロ南北線・都営三田線「白金高輪駅」徒歩5分。
JR山手線・京浜東北線「高輪ゲートウェイ駅」徒歩6分。