伝統と革新、グローバル教育を進める両翼!生徒ファーストで成長できる環境を提供
創立以来80年を超える「伝統」を大事にしながらも、新しい教育への「革新」も進める八雲学園中学校高等学校。男女共学化して3年目を迎え、来春には高校も共学となります。グローバル教育、文化体験、チューター(学習アドバイザー)制度、手厚い進路指導と4つの特色を中心にした指導で、次世代のグローバルリーダーを育てる教育を行っています。
八雲には、アメリカ・カリフォルニア州に独自の宿泊型研修センター「八雲レジデンス」を備えていたり、ラウンドスクエア加盟で世界中の加盟校と交流が広がったり、問題解決能力を養う八雲式PBLを実践したりと、体験と実践を重視したプログラムや環境は枚挙にいとまがありません。
「私たちが常に大事にしてきたのは、『生徒にとって何が一番良いのか』ということをその都度徹底的に考え、実現していくことです」と中学部長の横山孝治先生。それは生徒たちにとっての6年間を最大限有益なものにする体験であり、環境であり、学びへとつながっているのです。
コロナ禍での休校も
生徒の学びと安定を優先
その精神は、この未曾有のコロナ禍での学校対応にも現れました。
「とにかく生徒たちの学びを止めないようにしよう、と教師同士も一丸となりました。動画の撮り方やオンラインでの授業の工夫を続けました」と広報担当の河東田敦先生は当時の様子を振り返ります。3月の休校からすぐに課題配信などで生徒たちの学びをサポートし、徐々に動画配信、そして双方向のオンライン授業へと進化していきました。生徒の学びを広げるためにすでに全校で導入していたタブレットのおかげで、自宅にいた生徒たちのオンライン授業導入もスムーズに進みました。
新入学の中1生にもタブレット設定などを遠隔でサポートしつつ、オンラインでHRからスタート。お互いを知り、友達関係を深める機会を作ったり、時には校長先生が各クラスのオンラインHRに参加するサプライズがあったりと学校生活を感じられる時間に。オンライン授業も中1は、40分x3コマとゆとりを持たせて行われました。
ついに学校再開!
安心サポートで新たな学びを
そして6月に学校が再開! ここでも生徒が安全に通えるようにとマスク、フェイスシールド、携帯用の消毒スプレーを全員に配布。元々、生徒の使いやすさを追求した八雲オリジナル設計の机に合わせた透明のシールドをオーダーメイドで準備し、教室内も安心して学べる準備をして再スタートしました。2週間の分散登校を経て、全員が顔を合わせて学校生活が戻ってきたことに生徒たちは喜びの表情です。「特に中1生はやっと学校に登校でき、本当に嬉しそうです。勉強はオンラインでも進めることができますが、やはり実際に一緒に教室で学ぶ日々とは違います。仲間たちとの学校生活で得ることは大きいです」と河東田先生。部活動などこれから少しずつ学校生活を取り戻していきます。
理事長でもある近藤彰郎校長先生は、日頃から「生徒たちに毎月感動を与えてあげたい」と話し、これまでも新入生歓迎BBQやサッカー大会など様々な企画が行われてきました。
今後は色々と制限がある中で行事や学校生活が行われることになりますが、校内のICT化もスピードアップしたり、新たな工夫が生まれたりと革新も続きます。「生徒のために最善を尽くす」八雲の精神は変わることなく、生徒たちの学校生活を満たしてくれることでしょう。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
八雲学園中学校
[学校HP]https://www.yakumo.ac.jp/
〒152-0023 東京都目黒区八雲2-14-1 Tel.03-3717-1196
最寄駅/
東急東横線「都立大学駅」徒歩7分。東急世田谷線田園都市線「三軒茶屋駅」から東急バス「八雲高校」徒歩1分。JRなど「目黒駅」から東急バス「中根町」徒歩3分・「都立大学附属高校前」徒歩4分ほか。