英語力、ICT活用力、新しい価値を生む思考力…未来の世界で必要な力を身につける21世紀型教育
日常に英語がある学校生活で将来必要となる英語力を培う
今までの知識偏重の教育ではなく、これからの社会を生きる生徒たちにとって必要な学びをと、21世紀型教育をいち早く導入した工学院大学附属中学校は、Golden Rule(黄金律)にのっとり、Global Goalsを解決できるGlobal Citizenの育成を目指しています。「GE(グローバル教育)」を1.0から3.0にまで進化させ、「PBL(課題解決型授業)×STEAM(化学・技術・工学・アーツ・数学の5分野の総合的な学び)」「海外大学進学を推奨するグローバル高大連携」など6つの目標を設定。先生方それぞれが先頭に立ち、これからの時代にフィットした教育を実践しています。
世界の人々との協働が当たり前になる近い未来、学びも仕事も母国語だけでなく英語が必須となります。GE3.0に「CEFR C1」「インターネットで世界と繋がり、英語を共通言語として国内外で学ぶグローバルイマージョン」とあるように、仕事や学問の分野で十分使える語学力の育成を重視する同校。中学では英語の授業の多くがネイティブの先生と日本人の先生によるTTで行われ、オールイングリッシュの授業によりリスニング力やスピーキング力を鍛えていきます。また、英語での思考力やコミュニケーション力などを育むCLILも導入しており、PBL(課題解決型授業)やPIL(対話型授業)などアクティブラーニング形式で授業を展開。海外大学への進学を目指すハイブリッドインターナショナルクラスでは、理科、数学、英語を英語で学ぶイマージョン教育も実施するなど、6年間の学校生活の中で生きた英語、世界で使える英語を身につけることができます。
通常授業の延長としてコロナ禍にも動じることなく学びを進める
ICT機器の活用にも積極的な同校では、中学1年生からひとり1台iPadを所持し、授業や自宅学習などさまざまな学びに利用しています。そのため、新型コロナウイルスによる臨時休校期間も、通常の授業の延長というかたちでオンライン授業を展開。その取り組みや生徒たちの学びの一部をご紹介します。
●中学1年生
デザイン思考の授業では、アプリケーションを使って文字や画像の挿入を覚える、電子図書館などを活用して読書カードを作りオンラインで発表するなど、ICTスキルの基礎を学ぶと共に表現力やデザイン構成力を培うトレーニングを実施。オンラインでPBL型授業を行った歴史は、「新型コロナウイルスと歴史学」をテーマに展開。過去の疫病や災害について調べ、その影響や生活様式の変化をまとめた上で、現在の状況を乗り越えるヒントを自分の力で考えていきました。
●高校2年生
世界中の学生がコロナ禍にあることを逆に利用し、ハイブリッドインターナショナルコースの生徒が、同校も加盟する国際的な私立学校同盟ラウンドスクエアの加盟校に声をかけオンラインミーティングを主催。世界15か国から約70名が参加し、活発に意見交換や文化交流を行いました。
PBL型やデザイン思考を授業に取り入れている同校は、入試でも一風変わった「思考力テスト」を実施しています。受験生は必要な情報を集め、分析するなど、自分のアイデアを形にする6つの段階を踏みながらレポートを作成。昨年度の入試では図書館を歩きながら資料を探したり、エッグドロップに挑戦したりと、受験生は自由な発想で取り組みました。同校の授業のように個性を発揮し楽しみながら受けられる思考力テスト、ぜひチャレンジしてみてください。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
工学院大学附属中学校
[学校HP]https://www.js.kogakuin.ac.jp/
最寄駅/
JR「八王子駅」・京王線「京王八王子駅」からバス「工学院大学」・「工学院大学西」徒歩5分。JR「八王子駅」、京王線「南大沢駅」・「北野駅」、JR・西武線「拝島駅」の4駅よりスクールバス。JRなど「新宿駅」西口(工学院大学前)より無料シャトルバス。