一人ひとりの成長に繋がるICTを活用した授業来年度から高級感を大切にした新制服がスタート
失敗しても次につながる文武両道の10年間一貫教育
卒業生の約8割が付属大に進学する東海大学付属相模高等学校中等部では、東海大学付属相模高等学校から東海大学への“10年間の一貫教育”が行われます。同校の森公法副校長に、その特色を伺いました。
「受験のためだけの勉強は基本的に必要ありません。したがって仮に失敗をした際も振り返りの時間をもつことができ、なぜ失敗したか、失敗を起こさないためにはどうすればよかったかを自分で考える時間ができます。中学時代のそうした経験は貴重です。学校生活では、知能を伸ばす〈学習〉と体躯・心を育む〈行事・部活動〉をバランスよく行う『文武両道』の精神に基づいて深い学びと人間力を養います」。
ICTを活用した教育に実績
英会話もマンツーマンで
ICTを活用した教育の推進も同校の特色の一つです。中学1年生を対象にiPadの一人1台体制を2017年度から開始、今年4月に高3までの中高全学年に整備しました。そのためコロナ禍で実施したオンライン授業もスムーズに対応できました。
「体育・音楽・美術も含め全教科を組み込んだ時間割で進行し生徒の質問に答えるライブ授業にも取り組みました。ホームルームも行い『規則正しく勉強できた』と保護者にも高評価でした。また対話型の学習ソフト『すらら』は、中3が中1の単元に戻って学び直すなど、生徒個々の習熟度に合わせた学習ができるので納得しながら理解を深められます。当校は、すららの学習者同士が“努力の量”を競い合う『すららカップ』の大規模学校の部で初参加初優勝を遂げました。
英会話の授業も、iPadにより生徒がマンツーマンでネイティブ教師とオンライン会話できるため英語で考えて話す時間が大幅に増えます。ヘッドセットを付けるので同級生の声が聞こえず、恥ずかしがらずに話すことができ会話力が磨かれます。また学んだ内容は章ごとに教師から質問されるため、単なる英会話でなく総合的な英語力が身に付きます」(森副校長)。3月には、搭乗手続きやレストラン、病院、土産物店などで想定される英会話をネイティブ教師と疑似体験する日本語厳禁のEnglish Seminar(36名/4グループ交代制)を二日間、開催。実戦的な英語教育が行われています。
来年度より、高級感あふれる新制服にリニューアル
今年度は、体育祭や文化祭、オープンキャンパスをはじめ恒例の山中湖研修やハワイ研修も含めて各種イベントを例年通り開催予定。さらに2022年度には “相模ブランド”のイメージアップにつながる高級感と機能性あふれる制服へのリニューアルが中高とも予定されており、学習環境の充実がますます期待されています。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
東海大学付属相模高等学校中等部
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