私学探検隊

アカデミックな体験をとおして、世界の リーダーと肩を並べるための第一歩

ケンブリッジ大学リーダー研修

国内では桐光のみが実施している研修
創立以来、国際教育に力を入れている桐光学園。「英語で話す・聞く・考える」の実践の場として、他校に先駆け、イートンカレッジサマースクールなどさまざまな海外研修を実施してきました。
しかし、残念ながら昨年はコロナ禍のため海外研修は未実施でしたが、「収束後の再開を準備している」とのこと。そこで、数ある海外研修の中でも近年始まり、国内では同校のみで実施している「ケンブリッジ大学リーダーズ研修」について国際部の後閑靖彦先生(国語科)と堀川千恵先生(英語科)に話を伺いました。

研修がきっかけで国際教養大学に入学

授業はディベート・ディスカッションが中心のアクティブラーニング。「Why?」と考え、物事の本質を追求していく

授業はディベート・ディスカッションが中心のアクティブラーニング。「Why?」と考え、物事の本質を追求していく

「ケンブリッジ大学リーダー研修は2017年に初めて実施しました。研修は3月下旬から4月上旬の14日間、中3(新高1)と高1(新高2)を対象としたプログラムで、参加者は約40名です。ケンブリッジ大学で学ぶことで、5年後、10年後、その先と自分たちも世界で活躍するリーダーと肩を並べることができる、という自信につながります」(後閑先生)
授業で使うテキストは、ケンブリッジ大学の先生が同校の生徒のために作ったオリジナル。
「授業はイギリスの歴史や文化、科学、世界的なニュースに関して、アカデミックライティングやスピーチ、ディスカッションを行い、進んでいきます」(堀川先生)
授業の根底にあるのはケンブリッジ大学のクリティカル・シンキング
「ケンブリッジは街全体が大学のようなもので、非常にアカデミック。学生寮に滞在し、さまざまなアクテビティーも体験します」(堀川先生)
学問と向き合い、充実した日々を過ごすうちに“ケンブリッジ大学に入学したい!”と、研修中に願書を求めて関係者に頼みに行ったという参加生徒もいたそうです。「入学には資格が必要ですが…それだけ気に入ったのでしょう」(後閑先生)
また、参加をきっかけに国際教養大学(AIU)に進学した卒業生も。
「英語ディベート部に所属していた彼女は、研修中も積極的に意見を述べるなど真剣に取り組んでいました。そして、志望校をAIUに。果敢にチャレンジして見事合格しました」(堀川先生)
全ての生徒たちに変化が見られるそう。「『学問』について討論したり、深く考えたりしたことで、『学ぶ』ことへの向き合い方が明確になった生徒も多いようです」(後閑先生)
現在はオンラインのプログラムも設定されていますが、ケンブリッジ大学リーダー研修の復活が待たれます。
*クリティカル・シンキング…批判的思考

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

桐光学園中学校
[学校HP]http://www.toko.ed.jp
〒215-8555 神奈川県川崎市麻生区栗木3-12-1 Tel.044-987-0519

最寄駅/
小田急多摩線「栗平駅」徒歩12分。
スクールバス:小田急多摩線「黒川駅」から5分、
京王相模原線「若葉台駅」から15分。

この学校の詳細情報を見る