私学探検隊

10年先を予測した実践的教育で「創造性」と「起業家精神」を養う

大学入試改革に対応した教育
総合型選抜で前年比4倍に!

「30年先を見据えて10年先を予測し、実社会で活躍できる人材育成」を目指してきた瀧野川女子学園。これからの国際社会で求められる創造性と起業家精神を養うため、10年前から教育改革に取り組んできました。
未来を先取りした先進的教育の成果は着実に実を結び、下のグラフでもわかるように、年々新しい入試形式での合格者が増えています。
2021年度入試の総合型選抜は前年比の4倍、公募推薦型では2・6倍の合格実績を記録。4年制大学の進学を希望する生徒の約8割が志望大学に年内で現役合格しました。
「中1から本校独自の創造性教育を学んだ1期生が、今春の大学入試で結果を出してくれました」と、教育改革を牽引してきた山口龍介副校長。

理念より行動、思索より実践
創造性教育で起業家精神を養う

昨年のあかつき祭(学園祭)では、子供向けに考案した小さな星型石鹸『ファンタジーバブル』など、多くのチームが、2日間で10万円を超える売上を記録しました。

昨年のあかつき祭(学園祭)では、子供向けに考案した小さな星型石鹸『ファンタジーバブル』など、多くのチームが、2日間で10万円を超える売上を記録しました。

2015年から始めた「創造性教育」(全学年/週1・2必修)は、新しい「価値」を生み出す「創造性」と、それを社会へ還元していく「起業家精神」を育む独自のプログラムです。探究型学習を先取りしたもので、先端的な内容を段階的に学んでいきます。中1ではデザイン思考を使って、チームで理想の街のジオラマを作成。「情報」(週1必修)の授業で学んだプログラミング能力を活かして、中2の「大道芸ロボットを創ろう」に挑みます。中3では一年間の研究活動、高1では商品企画コンペを開催し、高2ではそれまでの学びの集大成として、仲間と模擬会社を立ち上げ、オリジナル商品を制作・販売する「事業化実習」に繋げます。
生徒たちは頭で考えるだけでなく、ものづくりの重要性や新しい価値を生み出す喜びと困難を実感し、「ゼロから形にする術」を学ぶのです。
「起業から商品開発、価格決定や決算まで模擬体験することは、実社会で新しいことに挑戦していく起業家精神を身につけます。『社会貢献できる近代女性の育成』という、本校の建学の理念にも通じているのです」

ICT活用で生まれた時間で世界で活躍できる力を育む

2016年に一人1台のiPad Pro(貸与/卒業時に進呈)とApple pencilによる「デジタル手書き」を導入。2019年にはすべての普通教室から黒板を無くす「黒板の無い教室」を実現しました。全教科のクラウド化で教員も生徒もリアルタイムで情報を共有することで、「導入前に比べて、授業の進度は2倍以上。効率的な学びによって、創造性を育む時間を生み出しています」
中高一貫コースでは、ネイティブの常駐教員が単独で授業を実施。中3までに英検準2級の取得を目指し、授業だけでなくホームルームや放課後の英会話クラス、クラブ活動、郊外学習など、日常的に英語を使うことで「使える英語・話せる英語」を身につけていきます。
「英語は道具。世界が必要としているのは、高い専門能力に加えて新しい価値を生み出せる人材」と山口副校長。その「実践的な学び」は、一人ひとりの「世界的なレベルでの可能性」を引き出す大きな武器となっています。

 

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

瀧野川女子学園中学校
[学校HP]https://www.takinogawa.ed.jp/
〒114-0016 東京都北区上中里1-27-7 Tel.03-3910-6315
最寄駅/
JR京浜東北線「上中里駅」徒歩2分。メトロ南北線「西ケ原駅」徒歩8分。JR・メトロ南北線「駒込駅」徒歩12分。

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