附属校でありながら進学校の色彩を強く出す6年間で培った確かな力で1期生が大きく躍進
1期生が6年間の学びを発揮
大学合格実績が大幅に上昇
2015年に校舎の移転とともに共学化、東洋大学の附属校として新たな一歩を踏み出した東洋大学京北中学校。建学の精神に基づき、哲学を教科として取り入れるなど、「本当の教養を身に付けた国際人の育成」を目指しています。進学実績も年々上昇しており、特に1期生が高校3年生となった今年の大学入試は、国公立15名、早慶上理ICU19名、医学部医学科3名と、大きく躍進しました。
「本校は大学附属ではありますが、生徒たちには最初からそこを目指すのではなく、ひとつ上、ふたつ上の目標をもって学んで欲しいと入学前から伝えています」と、進路指導部長の武田浩哉先生。入学時は附属だから進学は推薦でという考えの生徒もいるそうですが、学びの中で好奇心や探究心が芽生え、自分に合った大学へと意識が変化することが多いそうです。昨年度、高校3年の担任を務めた依田淳先生は「一部の生徒は中学3年時から外部大学への受験を見据えていました」と話します。
また、国公立大学にも対応したカリキュラムを設定する同校では、附属大学への推薦、私立、国公立大学と、多くの進路を視野に入れることができます。
要となる時期に学びと向き合う生徒の意識を高める勉強合宿
同校では全学年で朝のHR時に朝テストを実施。苦手克服には、放課後の補習できめ細かく対応しています。さらに、授業では扱いきれない分野を学ぶ希望者対象のASP(After School Program)も展開。
高校からは、内進生、高入生それぞれに、「難関クラス」「進学クラス」を設け、一層の学力向上を図っていきます。「高校1年の4月には全員参加の勉強合宿があります。高校での学びのスタート時に、しっかり学習と向かい合うことで、生徒たちも気が引き締まるようです」(依田先生)。一昨年の12月には、悔いのない最終学年を過ごして欲しいと、一定レベルに達した高校2年生の生徒を対象とした合宿も初開催。依田先生は、「合宿を機に学力も上がり、いい流れができていたため、緊急事態宣言による4月からの休校期間も、うまく乗り越えることができました」と、当時をふり返ります。もちろん学校も、受験生である高校3年生が遅れを取らないよう、4月中旬からオンラインによる対応を開始。柔軟かつ迅速な対応で学びを継続させました。
さらに進化する同校の今後に期待
「これから『哲学教育』と教科指導がリンクしていくことで、生徒の力はもっと飛躍的な成長を遂げていくはずです。また今後は、理科的な知的好奇心を広げるKSST(Keihoku Super Science Team)の実施も予定しています」と高校教頭の臼田浩一先生。その言葉に同校への期待がますます高まりました。
高校2年で早稲田大学を目指し、勉強を進めました。模試結果の分析・復習、さらに先生への質問を継続していったことが合格のカギになりました。
1年生の冬に担任の先生から国公立大学の良さを教えていただき、千葉大学を目指すようになりました。合格の秘訣は、1週間の学習記録を担任の先生に提出し、アドバイスをもらいながらコツコツ勉強を続けたことだと感じています。
苦手な国語・社会はとにかく先生に指導を仰ぎ、先生の指示を実直に行いました。共通テストでは理科の結果が思わしくありませんでしたが、諦めずに追い込みをかけ合格を手にしました。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
東洋大学京北中学校
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