私学探検隊

「不易流行」のうち「流行」をより強化していきます

「不易流行」は今年度の品川女子学院の学校説明会で使われている言葉です。1925年の創立以来、社会に貢献する女性を育てることを目標に掲げていることは変えずに、新しいことにチャレンジしています。
4月に中等部・高等部それぞれを担当する2人の新校長が就任しました。2人とも同校に30年以上勤務してきた現場経験豊富な先生です。最近のちょっとした変化についてお伝えします。

その1 授業見学

中等部校長(高等部副校長)神谷岳先生

中等部校長(高等部副校長)神谷岳先生

校長先生が教室を見て回るのは、生徒の様子を見るためだけではありません。おもしろい授業や良い方法などを先生同士で共有し、より良い授業の研究をすることにつながっています。ほかの先生も以前より多く見学しあうようになりました。中等部の新校長先生が、同校の生徒も先生も活用しているアプリSlackの教職員のワークスペースで「#授業情報交換チャンネル」を立ち上げ、「褒めることによって発言・質問しやすい雰囲気がつくられていた」「ここで用紙ややり方を共有して広めていきませんか」などの書き込みが活発にされています。
校長先生自身の授業もあります。中2の総合学習ではディベートの導入を校長先生が担当し、教室で生徒たちが議論によって考えを深めたのと同様に、Slackでは先生たちがその授業を題材に議論しあっていました。同じ時間に集まって議論しあうのに比べ、Slackでは手軽に投稿できます。昨年度のリモートワーク以来、ツールの使い方が多様になっています。

その2 英語外部検定の推進

高等部校長先生の教科は英語です。その英語科では大学入試でより重視されるようになった英語外部検定の対策を推進しています。英語の授業でMetaMoJiを使った添削を日々しているほか(このMetaMoJiも昨年度のリモート授業で活用場面が増えました)、面接や英作文の添削は6人のネイティブスピーカー講師が担当し、希望する生徒はiPadを使って予約しています。

その3 校長日記

中等部校長・高等部校長各先生が自ら、日々の出来事をホームページで発信しています。記事のタイトルは「Let’s get it started.」「Long Way to Go」「出現」「ほぼ校長」などなど。ぜひご覧ください。

おまけ 校舎も新しく!

昨年度より高等部が新校舎となり、中等部は来年の夏頃から新校舎となります。

 

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

品川女子学院中等部
[学校HP]https://www.shinagawajoshigakuin.jp/
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