校内のさまざまな活動で自主性を養い、未来を育む
行事の中心的役割を担い、SDGsにもつながる生徒会活動
千葉日大第一中学校は、母体とする日本大学の校訓である「自主創造」にのっとり、学園独自の校訓として「真・健・和」を掲げています。この校訓には、「まっすぐな気持ちで真理を探究し、心身ともに壮健で、自分はもちろん他人の人格を尊重して、社会の一員として協力し合う精神を持てるような人物の完成」を目指すという意味が込められています。この「真・健・和」の「和」部分では、「生徒会活動や部活動などによって、学校全体の活力を向上させる」という教育目標があり、同校は生徒会活動や部活動が非常に盛んです。
生徒会は毎年、体育祭や文化祭などの行事を中心となって運営しています。ただ行事を成功させるだけではなく、SDGs(持続可能な開発目標)につながる取り組みが継続できていることが特徴です。文化祭の売上金は毎年「JHP・学校をつくる会」(NPO認定法人)に寄付され、カンボジアに小学校を設立したり、現地の子どもたちに文房具を進呈したりするための資金となっています。この取り組みは2002年から継続的に続けられており、同校では今後も貧困を理由に教育を受けることができなかったり、十分な教育環境の整っていない発展途上国の子どもたちのためにできることを継続していきたいと考えているそうです。
クラブ活動と勉強を両立し、希望の進路を実現
同校のクラブ活動は、文化部、運動部ともに多種多様な部があり、それぞれ活発に活動しています。クラブ活動で自分の可能性を発見し、それを高めたり、仲間と強い絆を結ぶことができたりすることも学校生活の醍醐味です。また、100席ある自習室をはじめ、校内の廊下や職員室前などに自習したり、先生に質問したりすることができるスペースが設けられており、クラブ活動と勉強の両立がしやすい環境が整っています。クラブ活動と学業の両立を果たし、大学卒業後も社会で活躍する卒業生がたくさんいます。
同校の美術部に所属し、卒業後、多摩美術大学に進学した松本早紀子さんは現在広告制作会社でデザイナーとして仕事をしています。東京2020大会入賞メダルデザインコンペティションではパラリンピックのメダルデザインが採用され、今年9月に開催された東京パラリンピックでは松本さんがデザインしたメダルがメダリストに授与されました。松本さんは中1から6年間美術部で活動し、絵を描くことの楽しさを知ったことが進路を決める際に影響を与え、現在につながったといいます。授業以外の活動も含めた同校での学びが社会で活躍する人を育てているようです。
【中高共通】体育系:アメリカンフットボール部、ダンス部、水泳部、柔道部、剣道部、ワンダーフォーゲル部、卓球部/文化系:書道部、華道部、物理部、将棋部、鉄道部、文芸部、茶道部、手芸部、英語部、地理歴史部、生物部、地球科学部、美術部、化学部、写真部、コンピューター同好会
【中高別に活動】体育系:サッカー部、陸上競技部、野球部、硬式テニス部、ラグビー部、バドミントン部、バスケットボール部、ゴルフ部/文化系:吹奏楽部、演劇部
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
千葉日本大学第一中学校
[学校HP]http://www.chibanichi.ed.jp
〒274-0063 千葉県船橋市習志野台8丁目34番1号 Tel.047-466-5155
最寄駅/
東葉高速鉄道「船橋日大前駅」徒歩12分。新京成線「習志野駅」徒歩18分。新京成線「北習志野駅」・JR総武線(快速)「津田沼駅」から新京成バス「千葉日大一高前」ほか。