学年ごとに開催された体育大会は「自主協同」の 精神が発揮され、生徒同士の絆を深めた!
東京23区内にありながら4万㎡を超える広大な敷地を誇る日本大学第二。敷地内には杉並百景にも選ばれている42本の銀杏並木、正門前には大きな桜の木があり、四季折々の風景を見せてくれます。また、芸術校舎や理科校舎、武道館に人工芝のグラウンドなど施設も充実していて、のびのびと過ごせる抜群の環境。「校舎がきれい!」と入学する生徒も多いようです。
「選抜リレー」は今年初登場の競技
10月6日(水)、中1の体育大会が行われました。従来だと中学と高校別に開催される体育大会ですが、コロナ禍2年目の今年は昨年に続き学年ごとの実施となりました。初めての体育大会で実行委員として活躍した実行委員長のH・Kくん、副委員長のH・SさんとS・Kさん、そして司会を担当したM・Mくんと実行委員会をサポートした体育科の松木丈実先生にお話を伺いました。
「当日は5時限目と6時限目で2時間という短い時間でしたが、『全員リレー』『綱引き』『選抜リレー』『二中囃子』の4種目を行うことができました」と話すのは松木先生。
「全員リレー」「綱引き」「二中囃子」は全員参加。「選抜リレー」は体育が得意な生徒が出場した今年初めての種目でした。「選抜リレー」の企画理由をH・Kくんは「僕たち中1は受験勉強で身体を動かす機会がなかったり、入学後も体育の授業の半分はオンライン授業だったりしました。そこで、身体を動かすことが好きで体育が得意な人に活躍の場を作ろうということで、このリレーを企画しました」と話してくれました。
オンラインで話し合いや踊りの練習を
今回インタビューに応えてくれたみなさんは立候補して実行委員になったとか。さらに役職についた理由も「全体をまとめてみたかったからです」(H・Kくん)、「委員長は難しいと思いましたが、何か役にたちたいと思い、副委員長に挑戦しました」(H・Sさん)と教えてくれました。
生徒は一人1台タブレット型端末を持ち、オンラインではTeamsというアプリを活用しています。実行委員会の打ち合わせやクラスでの話し合いはオンラインで行いました。
「クラスでの話し合いでは全員リレーの走順がなかなか決まらなくて難しかったのですが、いい勉強になったと思います」(S・Kさん)
「二中囃子は当日がぶっつけ本番でした。ただ大会前までは一人ひとりの踊りを動画で撮ってもらい、それを送ってもらいました」(松木先生)
体育大会前まではクラスメート同士のコミュニケーションも難しく、みんなどこか遠慮がちだったとか。
「しかし、体育大会後、クラスごと学年ごとの絆が深まり、まとまりが生まれました」(S・Kさん)、「自分のクラスは担任の先生が綱引きの練習時間を作ってくれるなど協力してくださったので綱引きをがんばりました。この体育大会を通してクラスが一つにまとまった感じがします」(M・Mくん)
最後にみなさん、口を揃えて「さまざまな制限がありましたが、盛り上がりました。来年は学年ごとではなく、中学生全員で一緒に開催できたらいいです」と話してくれました。
校訓の「自主協同」の精神が発揮された体育大会でした。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
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