自由な発想で実践することを重視 大学付属校ならではの中高大10年間の学び
法政大学の掲げる「自由と進歩」の精神
今年、創立から142年を迎える法政大学。その長い伝統の中で受け継いできた「自由と進歩」の精神は、付属校である法政大学第二中学校にもしっかりと受け継がれています。2016年に法政大学が制定した法政大学憲章では、「自由を生き抜く実践知」を社会との約束として掲げ、その使命を「地球社会の課題解決に貢献すること」と定義。それはもちろん法政二中の目指すところでもあります。
学校長の五十嵐聡先生は、「自由とは、なにものにもとらわれない発想を持つことです。そして、進歩とは、その自由な発想に対して真摯にそして実践的に取り組むことで実現できます」と語ります。
中高6年間を自分が熱中できる活動に費やせる
大学付属校の最大のメリットは、中高6年間を受験勉強にとらわれずに、自由な発想で勉強や学校生活に打ち込めることです。2022年卒業生の場合、97%が法政大学への進学資格を取得し、実際に法政大に進学した生徒は88%にも及びます。
「中学では体験を重視した学びを通じて、豊かな感性や主体的に学ぶ姿勢を育みます。高校では外部生が加わることで、お互いに刺激し合いながら成長することができます」
もちろん知識の習得も重視しており、中1、2では基礎学力を定着させるため、1クラスを30名以下に設定。さらにクラスを分割した授業も取り入れて、細かく指導します。
一方で、生徒たちは生徒会、クラブ活動、さらには学外の活動も含めて、十代の貴重な時間を勉強以外の何かに熱中しています。
大学での学部選びをサポートする高大連携企画
高大連携企画も多様で、将来なりたい自分を見つけやすい環境です。例えば大学が主催する「ウェルカムフェスタ」では高校2年生が対象で、大学での様々な学びを具体的に知る機会となります。また卒業生による講演や進路講演などを定期的に実施していることも特徴です。
夏休みには法政大学の小金井キャンパスを訪れる『ワンデーサイエンスカレッジ』という体験授業があり、理系志望の生徒が参加します。
「卒業生には、高1で参加したワンデーサイエンスカレッジで将来の志望が明確になり、法政大の理工学部に進学した生徒もいます。このように将来を考えるきっかけが、身近にたくさんあるのも付属校だからこそです」
高3の3学期には、進学する学部ごとにグループを分けて、進学先の学問を先取りした専門的な学びを行います。フィールドワークなどの研究活動を実施し、大学の教員からの指導も受けることができます。このように大学とも密にコミュニケーションを取ることで、大学での学びにスムーズに移行できるようなサポート体制が確立しています。
「本校には、大学付属校だからこそできる学びや取り組みがたくさんあります。その魅力は、学校を実際に見学してもらうことで体感してもらえると思います。機会があれば、ぜひ法政二中に足を運んで、生徒の姿や学校の雰囲気を見ていただきたいですね」
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
法政大学第二中学校
[学校HP]https://www.hosei2.ed.jp/
〒211-0031 神奈川県川崎市中原区木月大町6-1 Tel.044-711-4321
最寄駅/
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