東大ほか難関大学合格者多数。実績の背景にあるのは徹底した「雰囲気づくり」
学校完結型の学習環境のなか6年で確実に学力を伸ばす
2022年、東京大学3名の合格を実現した安田学園。このほか東大含め国公立大学51名、早慶上理ICU108名と多くの生徒が難関大学に合格。国公立大学・難関大学へ安定して高い進学実績を積み上げています。背景にある学びの特徴、サポート内容について、2022年卒業生の学年主任だった大西洋平先生に伺いました。
「安田学園は、学習塾や予備校に通わなくても学校だけで完結する学習環境が整っています。中学校で学習法を確立し、高校2年3学期から第一志望大学に向けて戦略的に受験勉強を行っていくことで、現役での合格を目指します」
中学では、1年~2年までを「学び力Ⅰ期」とし、生活や学習習慣を確立していきます。朝は毎日15分間のチェックテストを実施。日々の授業内容の定着をはかります。合格点に満たない場合は補習を行い、教員と学習法の改善方法について話しながら確実に苦手を克服していきます。英・数・国においては3年生の1学期までに中学内容を修了し、中学集大成テストを実施。早い段階から中学の総復習を行い、高校内容の学習に必要な基礎学力を身につけます。
中学3年~高校2年2学期は「学び力Ⅱ期」として、自ら学ぶ力をベースに思考力を育てつつ志望校を定め、高校2年3学期から大学入試に向けて教員とともに対策を行い、入試への集中力を高めていきます。
高校2年生は全員参加で1月に、3年生は希望制で7月に進学合宿を実施。自分で立てた学習計画に基づき3日間勉強に集中し、受験への意識を高めます。放課後には志望校別に、大学入試演習を中心とした講座を開講。各大学の入試傾向を熟知した教員陣が、戦略的に指導します。
同校で特徴的なのが、放課後の補習に大学生チューターとして卒業生が入り指導補助にあたること。大学生として夢を実現した身近な先輩の姿に励まされながら、生徒たちはモチベーション高く勉強に励むことができるといいます。卒業生が母校に戻り後輩指導をするのは、在学中に満足度の高い学生生活を送っていたからこそと予想できます。
学校全体で受験への意識を高める
「指導のうえでは生徒一人ひとりの意識を高め、全員で合格を目指すという雰囲気づくりを大切にしていました。こちらから生徒に積極的に声をかけ信頼関係を築き、さらに教員同士の情報交換で指導方針がずれないように心がけました」(大西先生)
生徒が自分の力で学びを深めていくことをベースにしながらも、一人ひとりが安心して受験に臨めるように寄り添い、精神的に支え、教員全員で心をひとつにしてサポートを行ったことが、確かな実績につながったようです。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
安田学園中学校
[学校HP]https://www.yasuda.ed.jp/
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