高水準の国公立・難関私大の合格実績! 変わりゆく環境に適応していく伝統校
創立130年を超える高輪中学校。「見えるものの奥にある見えないものを見つめよう」という教育理念のもと、新しい社会の進展に対応し、自己の実現と社会の発展に尽くしていく男子の育成を行っています。今回は伝統校である本校の変化していく部分を中心に、入試広報部長の松崎先生にお話を伺いました。
益々の向上 安心・安定の進学実績
例年安定した進学実績を誇る同校。特に直近の進路状況は国公立・早慶上理への進学が全体の約38%、GMARCHを含めると全体の54%と飛躍的な上昇を見せています。「早慶の現役合格者数に関しては昨年度の2倍以上、現役の合格率も9割近くあるなど、ここ数年の中で抜きん出た結果を残せました」と松崎先生は語ります。
こうした実績に関しては、高輪の校風の特徴ともいえる部活動などでの先輩・後輩のタテの繋がりの強さがなしえるモチベーションの強さが影響しています。先輩たちの優れた進学実績を生徒たちが目標に学習をし、そこに同校の優れた進学サポートが合わさることで、安定した高い進学実績につながっています。
多種多様な体験活動とクラブ活動
特徴的なクラブ活動が多い同校。中でも注目を集めるのはマケドニアサークル。マケドニア語を学び、北マケドニア共和国との交流を行う本サークルは、昨年12月にはマケドニア駐日大使が来校し、昨年6月と今年4月には北マケドニア共和国大使館を表敬訪問するなどの活動をしています。こうした活動はメディアにも取り上げられており、非常に特徴的なクラブ活動といえます。
「きっかけはコロナ禍ではじめたオンライン英会話です。そこでマケドニアの方と繋がり、その交流からマケドニア語を勉強するという目的でできたのがマケドニアサークルです。おそらくコロナの影響がなければ、マケドニアサークルの活動はスタートしていなかったと思います」と松崎先生。コロナ禍の影響で語学研修などができなかったものの、代わりに実施したオンライン英会話から発展して大使館とのコミュニケーションにまでつながったのは、生徒自身語学研修が難しい状況を認識し、代わりにできた交流の機会に積極的に行動した結果です。高輪の校訓である「自主堅正」、自分の意志で判断・行動し、自分で責任の取れる男子の育成の表れといえます。
また、中1から高2まで体系化された体験学習も生徒の視野を広げ、興味・関心を引き出すものになっており、より学びを深めるものになっています。
変化と対応 オンラインとのハイブリッド
今年の4月から生徒はタブレット型ノートPCを活用している本校。「中1から高1まで4学年導入し、授業での課題配信、家庭学習への利用、オンライン授業といった活用をしています。他の文房具と同じような扱いで、例えばノート代わりにPCを利用している生徒もいますし、紙と合わせて自分の使いやすい方で使っています。教員も同様に使い分けて活用しています」と松崎先生。自らの意志で考えて、自分に合った活用をするという部分に、学校・生徒共に時代に適応していく姿勢がうかがえます。
また、制服も今年度からリニューアルするなど変化を続ける同校。確かな伝統のもと、社会の発展にも対応していき、今後もより発展していく様子にぜひ注目してください。
生徒の興味・関心を広げ、豊かな人間性を育むために幅広い体験学習を行う同校。校外学習では博物館、科学技術館などに行くほか、芸術鑑賞会なども多彩な内容を実施。
運動部、文化部共に活動がとても盛んな同校。個性的なクラブ・同好会が数多く活動している。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
高輪中学校
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