世界貢献につながるマインドを育む文教ユニバーサルコンピテンシーが始動
貢献を目的にした思考と行動でポジティブなサイクルを作り出す
手厚い学習支援体制と興味関心を追求できる環境を整え、多くの受験生から支持を集める文教大学付属中学校。今年度から建学の精神である“人間愛”をベースに、広い視野をもち社会そして世界に貢献できる人材育成を目的とした新しいプログラムをスタートさせました。
その新しいプログラムの前提となるのが「文教ユニバーサルコンピテンシー」です。副校長の神戸航先生は「発見力・思考力・行動力・探究力・表現力という5つのコンピテンシーを高め、繰り返し発揮することが自己肯定感を高め、やさしさや思いやりなど人間愛の精神に基づいた思考や行動へとさらにつながっていく。このポジティブなサイクルを作っていきたいと考えています」と話します。この文教ユニバーサルコンピテンシーの始動に伴い新たに設置したのが、5つの力を意識しながら学びを深められる“グローバルコンピテンスプログラム”と“クリエイティブチャレンジ”です。
オールイングリッシュのGCPで世界基準のマインドを育成
グローバルコンピテンスプログラム(以下、GCP)は、オールイングリッシュによる授業の中で、コミュニケーションスキル、マルチリンガルスキル、エモーショナルインテリジェンス、シンキングスキル、インターカルチャースキル、グローバルアクションを培うもので、中学2年生から高校2年生を対象に実施。
「ネイティブの先生と英語教員のTTで授業を進めていきますが、英語を学ぶことがメインではなくマインドを変えることが目的です」という神戸先生の言葉通り、生徒からはGCPを通じて考えたことや、獲得したマインドをほかの場面でも生かしているという感想が。中でもクリエイティブチャレンジは、培った力のアウトプットの場としてよく活用しているという声が多くあがっているそうです。
他者や社会への貢献をキーワードにアクションを起こす探究プログラム
クリエイティブチャレンジはひとつのテーマに沿って探究していくもので、中学1、2年生は探究の基礎力をつけるため、ゆるやかな枠組みの中で自分ができること、調べたいことに取り組みます。中学3年生から高校2年生は、それぞれ自分でテーマを決め目的達成に向け行動していきます。「テーマは『他者や社会への貢献』を条件にしています。生徒からは老人ホームで定期演奏会を開催する仕組みづくり、きつい面だけがクローズアップされがちな看護師の仕事の尊さややりがいを伝えたいなど多様なテーマが集まりました。校内にビオトープを造りたいという生徒もいて、水の入手法や管理をまとめた提案書を作成して学園に提出するそうです。このように実現に向け探究を進めることで、テーマに付随する知識も必要になりますし、多くの気づきを得ることができます。社会とつながりをもってチャレンジしていく中で、大学や企業との連携など、さまざまな可能性を今から感じ私もワクワクしています」と、笑顔で話す神戸先生。
近年、行事を通じて生徒の主体性が高まっている文教大学付属中学校。この文教ユニバーサルコンピテンシーにより、自発的な学びがさらに広がっていくことでしょう。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
文教大学付属中学校
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