私学探検隊

伸び伸び自分らしくいられる!男子力を伸ばす!

好きなことに熱中し、個性を発揮できた6年間
日大豊山は、全国に26ある日大付属校の中で唯一の男子校です。今年度インターハイで5連覇を達成した水泳部をはじめ運動部の活躍に注目が集まりがちですが、「実は、体育部と学芸部の生徒は半々くらい。男子校というと力強い、体育会のイメージで一括りにされがちですが、文化芸術系・オタク系の生徒も多いのです。異性の目を気にせず、自分らしい個性を発揮できるのが男子校の良いところ。互いの個性を認め合えるおおらかな校風も、本校の魅力です」(広報主任の田中正勝先生)。
男子校ならではの自由な空気の中、伸び伸びと好きなことに熱中できる6年間を謳歌して、ともに書道部だった小野雄喜さんと新原竜士さんに話を聞きました。

書道部の部員数は20人弱。中高合同の合宿には日大OBも来てくれた

書道部の部員数は20人弱。中高合同の合宿には日大OBも来てくれた

書道に、落語に邁進。ここに居場所がある!
2人とも、中学受験の決め手は“男子校”。「どんな人でも居場所があるというか、“浮いている”生徒がいなくて、過ごしやすかったですね」と話す小野さんは、中高6年間を書道に打ち込んだ。「部活に入ってから始めたのですが、どんどん上達していくのが楽しかったし、コンクールで賞を取ったこともうれしい思い出です」
新原さんは高校で書道部に在籍しながら、落語の課外活動に邁進。「“すぎ乃良太郎”の名前で、コロナ禍になるまでは月4回、地元の落語研究会のボランティア活動で高齢者施設を訪問していました」
地上11階、地下2階。校舎内にエスカレーターまである近代的な施設も自慢の一つで、快適な学校生活を送ることができました。

中高大連携のキャリア教育と日大同窓の絆
同校では、7割以上が日大に進学しています。中高大連携によるキャリア教育で、中3の校外学習は日本大学の学部見学。高校では同大学の授業を受け、単位認定を受けることもできます。付属校のメリットを活かして幅広い進路選択ができる環境は、保護者に高く支持されています。
2人とも「学部訪問で大学の雰囲気を知ることができたのは良かった」と言いつつ、進路を決定づけたのは、日大OBの先生や先輩との関わりでした。
小野さんが国語の先生になろうと決めたのは高2の時。「日大出身の国語の先生が古文・漢文のおもしろさを熱心に教えてくださり、その時点では数学の方が得意だったのですが、国文科に進もうと決めました」。公務員志望で、漠然と法律に関わる勉強をしたいと思っていた新原さんは、「書道部の中高合同合宿で日大の先輩から大学生活の話を聞いて、将来を可視化できた」と話します。
生徒一人ひとりの個性を見守りながら手厚くサポートし、やる気のスイッチを押してくれる先生と、身近なロールモデルとして導いてくれる先輩たち。日大OBの同窓の絆です。

付属校の安心感が支え
ともに、高校「進学コース」から日大へ。16学部87学科を擁する日大の推薦権があることは、大きな安心感につながりました。「僕は落語のほかに合気道や三味線も習っていたので、精神的にも時間的にも落ち着いて過ごせたのは大きかった」と新原さん。
「強く 正しく 大らかに」の校訓を掲げる日大豊山の6年間は、かけがえのない財産として残っています。

 

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

日本大学豊山中学校
[学校HP]https://www.buzan.hs.nihon-u.ac.jp/
〒112-0012 東京都文京区大塚5-40-10 Tel.03-3943-2161
最寄駅/
メトロ有楽町線「護国寺駅」徒歩1分。

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