勉強も部活動も充実した6年!未来の自分を描く
「諸学の基礎は哲学にあり」の建学精神の下、物事を俯瞰し、深く考え、多面的に捉えられる「本当の教養を身に付けた国際人を育成」する東洋大学京北。哲学教育、キャリア教育、国際教育を軸にしていることもあり、7月と8月に開かれたオープンスクールでは「哲学」や「英語」の授業なども人気を集めていました。事前予約でそれぞれ希望の授業に参加した小学生たち。少し緊張した面持ちで授業がスタートしました。
より良く生きる「哲学」
「哲学」の授業では、まずは配布された冊子にある「大人はなぜ( )」という空欄に、参加者それぞれが言葉を書き込んで発表します。日頃から感じている大人への疑問を率直に言葉にしてみます。「大人はなぜ細かいことを注意してくるのだろう?」「大人はなぜクリスマスにプレゼントをもらえないのだろう?」……と、十人十色の考えが出てきました。
「哲学の世界では、人を傷つけない限り、何を言っても正解です」と先生の言葉。哲学教育は中1から高3まで必修科目や希望者向けのゼミやキャンプなど様々なプログラムで学び続けます。「より良く生きる」というテーマのもと、多様な経験を通して自ら問い、思索を深め、対話を通して哲学的に自問自答する力を養うのです。
普段通り過ぎてしまう事柄も改めて考え、そして言葉で表現する楽しさに気づいた子どもたちは、自分の考えを発表する自信もつけ始めているようでした。
気づきが「数学」の楽しさに
一方「数学」では、指の体操から始まりました。右の小指と左の親指を同時に、次は右の親指と左の小指を同時に出す、というのをリズムよく繰り返します。スピードが上がるとなかなかうまくできずに照れ笑いする子も。
その後も紙を先生が切って輪っかとメビウスの輪を作り、その二重の縁の真ん中を切ったらどうなるかの予想ゲームや、配布された計算問題を解いてみたり。様々な取り組みがされましたが、「実は、少し見方を変えると解き方の共通点が見えてくるよね」と先生。指を素早く動かすコツ、紙の切り方、問題の数字の特性……どれもちょっとした気づきや視点の変化で、劇的に解決するのです。体験授業が終わる頃には、子どもたちも一つスキルを手に入れたような誇らしげな顔になっていました。
自分の6年間を想像して
授業の後は、部活動体験&見学の時間です。人工芝が美しい校庭では、野球部や男子サッカー部を熱い眼差しで見つめる親子がたくさん。アリーナでは、バドミントン部や女子バレーボール部の集中した練習が行われていました。男女一緒の卓球部や剣道部、合唱部や美術部……と学内の様々な教室や施設で行われ、ワクワクと歩き回る子どもたち。学校生活を楽しむ先輩の姿や先生たちの楽しい授業に、入学後の学校生活を想像しながら回っていたことでしょう。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
東洋大学京北中学校
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