工学院大学に加えて、さまざまな大学と連携 たくさんの体験を通して未来の進路を考える
充実した中高大連携で体験の幅を広げる
「未来への発信基地」となる学校を目指す工学院大学附属中学校。「挑戦・創造・貢献」を校訓に、積極的に挑戦してものごとを創り上げ、人類や社会、地球に貢献できる人間形成を行っています。2021年度からは、「グローバル・リベラルアーツと数理情報工学を融合した、工学院らしい先進的教育」としてK–STEAMを推進。創造的な学びの環境をより一層充実させています。
これらを実現する手段のひとつが、密接な中高大連携です。
同校で中高大連携を担当する鐘ヶ江暢子先生は、「中学・高校時代は、まだまだ頭がやわらかい時期。そこでさまざまな体験を重ねることで、将来の進路選択が大きく変わってきます。どれだけの経験を生徒たちにさせられるかを考えたとき、大学との連携が大きな意味を持ちます」と語ります。
附属校ならではの日常的な大学との交流
工学院大学の八王子キャンパスは中高に隣接しているので、そのメリットを最大限生かして、ハード、ソフト両面で連携。大学設備や施設の利用、大学生や大学教員との交流なども活発に行われています。
「大学の設備で、大学生と高校生が一緒に実験授業をしたり、大学教員が中学高校の校舎で講義を行うこともあります。高校生が大学説明会に参加して、大学生から直接大学の様子や大学生活について教えてもらったりすることも。このように日常的に、大学生や大学の環境に触れる機会が多いため、『大学でどんな学びや学生生活が待っているか』をイメージしやすくなっています」
長い人生を、社会人として生きていく土台をつくる
同校の中高大連携は工学院大学にとどまりません。東京薬科大学、麻布大学、東京経済大学、電気通信大学などとも連携し、医療系、文系にも将来の選択肢を広げています。
工学院大学への内部推薦はもちろんですが、工学院大学附属高校だけに、特別な指定校推薦枠が設けられるケースもあります。
「提携大学以外の大学にも積極的に出かけて、交流の機会を設けています。できるだけ多くの大学、学部、学科をリアルに知ることで、自分の将来をより具体的に考えてもらいたいと思っています」
さらに将来のイメージをより具体的にするために、若手社会人を招いた講演会も実施。今後は、企業でのインターンプログラムの導入も検討中です。
「人生のゴールは大学進学ではなく、社会人として自分らしく満足できる働き方ができること。その実現のために、中高時代をどう過ごすかを自ら考えることが大切です。中高時代に学力を身につけると同時に、他者と協働できる力を育むこと。それが将来、社会人として力強く生きていく土台となっていきます」
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
工学院大学附属中学校
[学校HP]https://www.js.kogakuin.ac.jp/
〒192-8622 東京都八王子市中野町2647-2 Tel.042-628-4914
最寄駅/
JR中央線「八王子駅」・京王線「京王八王子駅」からバス「工学院大学」・「工学院大学西」下車。「八王子駅」「京王八王子駅」「新宿駅」「南大沢駅」「拝島駅」よりスクールバス配車。