私学探検隊

建学の精神「自主・自立・自学・協同」でグローバルで探究心を持つ人材を育成

理科や社会などの知識を応用した教科横断でプログラミングを学ぶ

理科や社会などの知識を応用した教科横断でプログラミングを学ぶ

建学の精神を時代に合わせた「武南スピリット」に
1963年の創立以来、「自主・自立・自学・協同」の4つを建学の精神として掲げてきた武南学園。2012年に併設型中高一貫校となり、中学高校の6年間をかけた教育を行っています。2022年に中学高校の校長に就任した遠藤修平先生は、武南学園がこれから目指す教育を次のように語ります。
「これまでの10年は、グローバル人材の育成に力を入れてきました。カリフォルニア大学デービス校国際教育センター監修のアカデミック英語コースの導入、中2でのアジア研修や高1でのアメリカ研修など、英語力を強化し、世界を知って視野を広げる機会を充実させてきました。
それらを踏まえつつ、今後10年はさらなる進化を求めて『21世紀社会に貢献できる生徒の育成』を推し進めています」
新たな10年に向けた先進的な教育は「未来の私」のために、〈変革する心〉〈世界を知る心〉〈豊かな教養を愛する心〉〈人間力を高める心〉という4つからアプローチ。そこでは、冒頭で紹介した「自主・自立・自学・協同」という建学の精神が柱になっていくといいます。
「私学にとって、建学の精神は非常に大切な拠り所です。本校の建学の精神は昭和に制定されましたが、それを令和の今の時代に合わせて解釈。『武南スピリット(魂)』として生徒たちに根付かせていきます」

探究学習・SDGs・STEAM教育などの導入
「武南スピリット」を育むために、取り組んでいるのがグローバル人材の育成+探究学習の充実です。探究学習では、ICTを活用しながら自主的・自立的に自ら学び、さらに周囲と協同して学びを深めていきます。2021年度からはSDGsの視点をさまざまな教科に導入したり、プログラミング学習など教科を横断したSTEAM教育も実施。今年度は、5月に行われた中1のHR合宿(秩父)で、実践を交えながら探究学習のノウハウを習得し、より早く学びを進めていけるようにしました。
体験重視のカリキュラムも充実しています。理科、社会、芸術ではフィールドワークを積極的に取り入れ、古典芸能やオペラ鑑賞を通じて教養を身につけます。
「大切なのは、これらのプログラムを単に行って終わりにしないことです。事前準備から当日、事後の成果発表までの一連をしっかり取り組む。その積み重ねが、社会で生かせる真の学びとなっていきます」
2023年度入試は、従来と同じく5回を実施し、第5回目入試での2科目受験では、高得点科目を1・5倍傾斜配点。試験結果をより有利にすることができるようになりました。また面接はプレゼン形式にして自己アピールがしやすくなっている点にも注目できます。

 

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

武南中学校
[学校HP]https://www.bunan.ed.jp/j-highschool/
〒335-0002 埼玉県蕨市塚越5-10-21 Tel.048-441-6948
最寄駅/
JR京浜東北線「西川口駅」徒歩10分。

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