学校のため、生徒のために全力を尽くす応援委員会
応援団を率いて体育祭の盛り上げ役を担う「応援委員会」
体育祭で勇ましく校歌リーダーを務め、白熱した応援合戦をリードする「応援委員会」。中1から高3までをタテに分けて赤・白・青組の3つの応援団を組織します。体育祭は全生徒を巻き込みながら盛り上げていくことで、学校全体の団結力が強まるチャンスです。体育祭の他にも、新入生ガイダンスやオープンキャンパス、本郷祭、受験生(高3)壮行会での演技披露、硬式野球部やラグビー部の壮行会などでも気合の入った応援活動を行っています。主将を務める増本洋行くん(高2)は、「全力を出し切って人を本気で応援する気持ちが大事。自分のためではなく誰かのために頑張ることは、青春時代真っ只中の僕たちにとってすごく貴重な経験だと思います」と、応援のスピリッツを語ってくれました。「応援委員会は応援の文化や伝統を知った上で、本郷の生徒に合った応援を追求したいですね。硬派なイメージだけでなく、パフォーマンス的な演技で盛り上げることもあるんですよ」そう話すのは、副将の山田駿也くん(高2)です。
「学校代表」という誇りを胸に、全力でエールを送る
もともと応援委員会の母体は、有志で結成された体育祭の応援団でした。「学校全体の力となれる存在でありたい」という生徒たちの熱意によって、新たに応援委員会が発足。生徒会傘下ではなく独立した学校直属の委員会であることがユニークな点です。生徒が希望して入部し、顧問の先生が率いる部活動とは異なり、応援委員会のメンバーは各クラスから選出され、やる気のある生徒が中心となって「学校に貢献したい」「頑張る同級生や先輩・後輩を応援したい」と熱い想いを持って活動しています。
横尾朗大先生は次のように話します。「応援とは気持ちの表現です。最初は人前で表現することに抵抗があるかもしれませんが、『どんな応援をしたら相手は喜んでくれるだろうか』と真剣に考え、母校のために役立ちたいという想いが彼らを大きく成長させ、必ず社会に出てから役立つ糧となるはずです」
本郷中学校・高等学校
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