着実に実績を伸ばす大宮開成 その強さの秘訣にせまる!
実績を伸ばす秘訣その① 「自学自習の姿勢作り」
初めての京都大学をはじめ、多くの難関国公立大・私大への合格実績を伸ばしている大宮開成中学校。
その実績の土台となっているのが、中1・2の第一ステージで行っている「自学自習の姿勢作り」です。
「大学受験は、自分で自分を律しながら立ち向かっていくものです。そのためには、早い段階で『自ら勉強する』という習慣を身につけさせることが重要となります。本校では、様々な取り組みを行い、その姿勢を育てています」(山中克修校長先生)
大宮開成中学校では、「自ら勉強する」様々なきっかけ作りを行っています。
「入学の段階で、『家に帰ったらこの時間から家庭学習時間を始めましょう』という指導を行っています。毎日宿題も出しているので、その時間に自宅学習を始めていないと、寝るまでの時間に宿題が終わりません。まずは、机に向かうという習慣を身につけることで、教員から言われなくとも、生徒たちは自然と机に向かうようになっていくのです。また、週末には『週末課題』を生徒に課しています。1週間の振り返りが出来る課題や次回の小テストに向けての課題を出し、生徒に取り組ませています。家に帰ったら、机に向かわなければならないという状況を、早い段階から習慣づけておくことで、自分で学習することを覚えていきます」(小山和彦教務部長)
また自宅学習の時間や内容を記入させる「生活記録ノート」を活用し、担任の先生は勉強の時間と質をチェックし、「机に向かっているだけ」という時間にならないよう、指導を行っています。
実績を伸ばす秘訣その② 「全教員」で生徒をサポート
大宮開成の大きな飛躍を支えているのが、高校3年生時に行う、志望校検討会議です。
この志望校検討会議では、中高一貫部の全教員が集まり、高3全員の志望校をチェックしていきます。
「この会議を行うことで、生徒一人ひとりの合格に向けて、全ての教員がどのような指導、声かけをしていくべきかということが把握できるようになりました。そのため、生徒たちは最後まであきらめずに、高い目標に向けて自信を持って、挑戦していくことができています。今年京都大学に合格した生徒は7・8・9月で伸び悩む時期がありました。しかし、我々教員がその会議を通して、状況を把握していたので、どんな指導をすればいいか、質問があった場合も的確に対応することができました。結果10月以降は無事スランプを脱出し、見事現役合格となりました」
中高一貫部の卒業生が出て、今年で3年目。この3年間でたくさんのノウハウが蓄積されたことで、より指導に厚みが増しているとのこと。「今年の高校3年生も先輩たちの頑張る姿を見て、非常に高いモチベーションで毎日を過ごしています」(山中校長先生)
そんな大宮開成から今後も目が離せません!
大宮開成中学校
[学校HP]http://www.omiyakaisei.jp/
〒330-8567 埼玉県さいたま市大宮区堀の内町1-615
☎ 048-641-7161
最寄駅/JRなど「大宮駅」徒歩19分または国際興業バス「天沼町(大宮開成中学・高等学校前)」。登校日朝にはノンストップ直行便あり。