海外大学への指定校推薦入学制度がスタート! 大学や地域との連携も深め、幅広い視野を養う
留学から進学へ 指定校推薦入学制度を採用
英語教育が盛んな関東学院六浦中学校では、ネイティブの先生が常時勤務し、校外学習にも同行するなど、生きた英語を学ぶ場を多く設けています。中学生では、ネイティブ教員とバディーから4日間英語のシャワーをあび続ける国内ミニ留学があり、本格的な留学への準備ができます。高校生では希望者を対象に、3週間のアメリカ短期海外研修、3ヶ月のオーストラリア・ターム留学などを行っています。特にアメリカ研修では、与えられたテーマについて自分なりに考えて英語でプレゼンテーションをするなど、英語をツールとして、世界で生きる力を身につけることを視野に入れたプログラムを行っています。さらに、スタンフォード大学や、カリフォルニア大学デイビス校といった名門校でレクチャーを受ける機会も用意しています。
さらに昨年度からは、海外の大学に進学を希望する生徒には大変有利な、海外国公立・州立大学指定校推薦入学制度が設立されました。この3月の卒業生では、4人が海外大学へ進学し、その内2名がこのシステムを利用し、オーストラリアの名門、グリフィス大学に進学しています。今後も、学校で実施しているアメリカ研修やターム留学などで海外生活を体験したことがきっかけとなり、海外大学への進学を考える生徒が増えそうです。
理科実験講座や総合的学習で興味や関心の幅を広げる
同校では、国際的視野以外にも、6年間の中でさまざまな方向から幅広い視野を養う機会を多く設けています。たとえば、隣接する関東学院大学で行う「理科実験講座」もそのひとつ。同大学の理工学部、建築・環境学部に生徒たちが出向き、大学の研究室ならではの実験を体験します。今年度は「ガラスから鏡を作る実験」や「自然界の放射線の測定」などの講座が開かれ、多くの生徒が参加しています。また、中学3年生の「総合的な学習の時間」では、地域の方などを講師としてお招きして行うものもあります。例えば、「福祉・ボランティア」の講座では視覚障がいをお持ちの方に講師として来校いただいた授業もありました。介助の方法や障がい者の現状について教えていただくだけでなく、「サウンドテーブルテニス」という視覚障がい者の方が行う競技も体験しました。
同校では、机上の学習のみならず、実際に経験をし、行動を起こすことで「生きる力」を身につけていきます。
関東学院六浦中学校
[学校HP]http://www.kgm.ed.jp/
〒236-8504 神奈川県横浜市金沢区六浦東1-50-1
☎ 045-781-2525
最寄駅/京急本線 逗子線・金沢シーサイドライン「金沢八景駅」徒歩15分または京急バス「関東学院正門」。