私学探検隊

2014年4月、時代が求める人材を育成するGE(グローバルエンデバーズ)がスタート!

10年後、22歳になった時に社会に貢献できる人材に

小学5、6年生を対象としたGE体験教室。真剣にパソコンに向かう子どもたち

明法中学校では、来年4月から、従来のコースに加え、「明法GE(グローバルエンデバーズ)」というコースが創設されます。中学1年生36名を募集し、これからのグローバルな時代に必要な、「価値観・文化の異なる人と協働できる人材」を育成することを基本コンセプトとして、科学を通じた人間教育・人材育成を目指します。他校の「特進コース」などとは異なる取り組みですが、どのような教育を目指しているのでしょうか?
明法GEが育てる目標の生徒像は、大学卒業にあたる22歳の時点で、時代が求める人材になること。入学した生徒を中高の6年間で伸ばし、目標をかなえられるレベルの高いステージ(大学)に入学できる力をつけさせます。そして、大学に入ってからの4年間で、さらに自分の力を伸ばし、社会に出てから自分で世界を切り拓き、社会に貢献できる人材になってもらいたいという考え方です。
中学に入学してから10年後の社会は、驚異的なスピードで変化を遂げているかもしれません。しかし、どんな時代が訪れても即応でき、あらゆる分野で力を発揮できる人を育成することが明法GEの教育目標。それに近づけるための取り組みとして用意されているカリキュラムのひとつが、週に1度、4時間連続で行う「GE講座」です。

文系・理系の枠を越えた科学的な思考を学ぶGE講座

GE体験教室では、そこで初めて出会った子とペアを組んで、実際にロボットを動かすことにも挑戦

現代社会では、科学的な思考や方法が自然科学から人文科学まで、あらゆるもののベースになっています。そのため、GE講座では、文系・理系の枠を越え、あらゆる分野にチャレンジします。試行錯誤しながら論理的思考力を身につける「ロボット研究室」や、OBである世界的な心臓外科医の南淵明宏先生を招いての本格的な解剖授業、話し方・伝え方を学ぶ「プレゼンテーション」、日本語はもちろん、英語でも行う「ディベート」など、その内容は多岐に渡っています。これらは大学に入学してからの4年間でさらに伸びていくためのスキルを身につけるための取り組みです。実際に体験し、試行錯誤することで、主体的な学びができるようになります。また、ロボットコンテストなどに挑戦し、他者からの評価を受けることで、就職時に「選ばれる人材」になる土台を身につけて、大学で学ぶことができるようになるのです。GE講座は、それだけで完結するものではなく、各教科との相乗効果で学びを深めていきます。
明法中学校では、全国各地の有為な人材に学んでほしいという思いから、校地内に生徒寮も用意しました。入寮希望者は、事前に相談を。

GE説明会で講演を行うCEDの北原達正先生

明法GE
Chief Educational Director(CED)
(最高責任者)北原達正

京都大学総合人間学部、京都教育大学、滋賀大学などで講師を歴任。文部科学省21世紀社会教育活性化プラン大津市科学教室推進委員会委員長、ロボカップ日本委員会ジュニア運営委員、子どもの理科離れをなくす会代表。

明法中学校
[学校HP]http://www.meiho.ed.jp/
〒189-0024 東京都東村山市富士見町2-4-12
☎042-393-5611
最寄駅/西武国分寺線 拝島線「小川駅」徒歩15分。JR武蔵野線「新小平駅」自転車10分またはバス。西武新宿線「久米川駅」、西武拝島線「東大和市駅」、JR「立川駅」からバス「明法学院前」徒歩1分。