私学探検隊

チャンス拡大!来年度2月1日午後入試が定員増に

望む!チャレンジ精神旺盛な受験生

来年の入試から2月1日午後入試の定員を30名に増やす東京電機大学中学校。下の表を見ていただくとわかるとおり、ここ数年、同校に出願する受験生が増えています。そんな受験生の要望に応えるカタチでの増員ですが、さらに、そのねらいを入試・広報担当の阿部裕之先生にたずねてみました。
「世の中の理系志向が、本校の人気を高めているようです。また、中学受験生にチャレンジする機会をもっと増やしてあげたいという意図もあります」(阿部先生)
首都圏の中学入試の期間は2~3日で終わってしまい、2月4日以降も受け続けるという受験生は少数。
「受験生は、受験のために何年間も学習をしてきたわけですよね。それがたった数回で終わってしまうなんてもったいないです。受験勉強の成果を発揮する意味でも、できるだけ数多く挑戦してほしいですね。本校では、そんな『チャレンジする生徒』を求めています。ですから、本校を第1志望として2月1日の午前・午後を受ける受験生はもちろん、たとえ第2志望でも第3志望でも、本校を受験しようという意欲がある受験生なら大歓迎です」(阿部先生)
複数回受験する受験生には、加点制度もあります。広がったチャンス、チャレンジしないというのはもったいない!

理系が苦手な生徒にも入学してほしい

校名からもわかるように、「理系に強い」イメージが強い同校。ただし、理数系が得意な生徒だけが受験するわけではありません。
「『理科が苦手』という生徒が、本校のオープンスクールや過去問題解説会で実験に参加して、そのおもしろさに気づき、『こういう授業なら、理科が好きになるかも』と本校を志望するケースもあります」(阿部先生)
「2回に1回は実験」というほど、実験を重視する同校の理科。たとえば、中2の物理分野の実験では、実験に使用する道具を作るところから始めるそうです。
「道具も自分たちで作るから、実験の結果が教科書どおりにならないこともあります。しかし、その誤差の理由を考察することが重要なんです。理科の先生には、教科書どおりではないことをおもしろいと思える先生が多いのです。ただ、既成概念にとらわれないというこのような考え方は、理科に限らず、他の教科の先生方も同じ。ベースにあるのは、チャレンジしなかったら、失敗も成功もないというスタンス。だから、生徒たちにはどんどんチャレンジしてもらいたい。サポートは、我々がしていきます」(阿部先生)

どんな生徒にも居場所がある

生徒の入学理由にはどんなものがあるか、伺ってみました。
「説明会に参加された方からは、『先生の対応が良かった』とか、兄弟で通わせている在校生の保護者の方からは、『とにかく先生が良い』とおっしゃっていただきました。また、本校はいろいろな個性をもった生徒を受け入れようという雰囲気があります。ですから、どんな生徒にも居場所があるのです。そんな雰囲気を感じるには、やはり実際に足を運んでいただくことだと思います。ただ、本校に限らず、入学する可能性がある学校には必ず一度は足を運んでください。そして、実際に生徒や先生に接して、その雰囲気を感じてください」(阿部先生)

東京電機大学中学校
[学校HP]http://www.dendai.ed.jp/
〒184-8555 東京都小金井市梶野町4-8-1
☎0422-37-6441
最寄駅/JR中央線「東小金井駅」徒歩5分。