英語教育の充実、ICT設備を一新、さらに新施設の建設に着手
「使える英語」を目指した英語改革
白梅清修中高一貫部は、朝学習の導入、5000字論文の作成などさまざまな改革に取り組んでいます。今回はその中から英語教育の充実に向けた改革をご紹介します。
まず取り組んだのが、授業時間数の拡大です。中学1・2年生は週7時間。3年生でも週6時間、英語の時間があります。その中で1・2年生は週5時間がネイティブスピーカーの先生による授業です(3年生は4時間)。
さらに1クラスをより少人数に分割し、生徒一人ひとりの発話量が自然に増えていくしかけを導入しています。
「早い段階からネイティブの教員が話すスピードや、単語の使い方に慣れることで、コミュニケーションがとりやすくなります。この他にも、1年生を対象としたネイティブの教員による英語合宿も新たに導入しました」と語る藤敏明副校長先生。
コミュニケーション能力を測る評価システムも検討しました。定期テストでは筆記試験に加え、ネイティブの先生によるインタビューなども取り入れました。
リーディング・ライティングに加え、リスニングとスピーキングを強化し、コミュニケーション能力を向上すると同時に、4技能をバランスよく習得するための英語教育の改革がスタートしました。
ICTツールのリニューアルと新施設
中高一貫部を開設した当初から、すべての教室に電子ボードを完備した最先端の設備を整えていましたが、この度9月に全教室の電子ボードを一新しました。
「充実したICT設備を活用し、今まで以上に授業の可能性を広げて、生徒が楽しみながら、各教科の理解を深めていけるような授業を展開していきたいと思っています」と語る広報部長の道元香織先生。
また、新しい実習棟(仮)の建設も着々と進行しています。新施設には、理科室・家庭科室・美術室などが完備される予定で、より充実した、体験的な授業の実践を目指しています。
10月26日(土)と27日(日)には清修フェスタ(文化祭)が行われます。個別相談も実施していますので、清修中高一貫部の新たな取り組みにご興味のある方はぜひお越しください。
白梅学園清修中高一貫部
[学校HP]http://seishu.shiraume.ac.jp/
〒187-8570 東京都小平市小川町1-830
☎042-346-5129
最寄駅/西武国分寺線「鷹の台駅」徒歩13分。JR武蔵野線「新小平駅」自転車10分。JR中央線・西武国分寺線 多摩湖線「国分寺駅」から西武バス20分「白梅学園前」。