中学生の多感な時期に本物を体感! イギリス海外研修
現地の学校へバディと通うイギリスの生活に浸かる日々
「生きた英語教育で創造的な国際人になる」ことを目指した国際学習を、教育の基軸の1つにおいている橘学苑。
昨年までのニュージーランド研修が、2014年より「本場の英語を感じ、歴史を肌で感じる」中3全員参加のイギリス海外研修へと変わります。
新しくなったのは、行き先だけではありません。9日間の滞在の大半を2人1組でホームステイをし、その家庭の現地の生徒“バディ”と共に生活。一緒に授業を受け、まさに現地の生活にどっぷり浸かるプログラムです。
「午前中は、現地の学校で英語の授業を受けますが、午後はそれぞれ “バディ”の取っている授業に一緒に出席します。きっと最初は何も分からず戸惑うことも多いと思いますが、それも貴重な体験になるでしょう」とイギリス研修旅行担当の中川岳人先生。
滞在中には、他にもシェークスピアの誕生の地、ストラトフォード・アポン・エイボンやロンドンの観光巡りも予定されています。すでに下見をされた国際交流担当の相場和生先生は、「街中を歩くだけで、歴史や国際的な雰囲気を肌で感じることができる環境。事前に各自でテーマを決め、現地で調査するという取り組みも考えています」と教えてくれました。
知識と自信をつけていける教科横断の準備プログラム
出発は、来年6月。今の段階では不安を口にする生徒もいるそうですが、その不安を自信に変える準備プログラムが、中2後期から始まります。
まずは、英語。橘では、週6時間の英語の授業のうち2時間はネイティブの先生によるオーラルコミュニケーションの授業。その時間を、出発に向けて自己紹介やホームステイ先での生活などを想定した会話練習を行います。そうした必要な英会話と自分の家族や趣味などを英語で手帳にまとめ、現地に持参することでコミュニケーションの礎にしていくのです。
さらに、国語ではシェイクスピアの小説を読み、社会ではイギリスの歴史を学び、音楽ではビートルズなどイギリス音楽に親しむなど、総合的に学び、身近に感じる機会が多く準備されています。様々な分野に触れることで、生徒一人ひとりが自分に合った接点や特技を見つけ、自信をつけていけるのです。
多感な中学生時代にこそ研修を通して培える力
英語もまだまだ学ぶことが多く、親元を長く離れたことのない中学生という早い時期。しかし、この時期だからこそ学べることが多くあるのだと先生方は期待しています。
「感受性が非常に豊かな中学生の時期に行くことこそが、大事だと思っています。『知らないこと』を新しく知ることの楽しさに気づき、知的好奇心を大いに刺激される機会になってほしいですね」と相場先生。
「この機会を通して、送り出してくれた家族、受け入れてくれるステイ先など、様々な人に感謝の気持ちを持ってほしいと思っています。この感謝の気持ちこそ、文化を越えて、人と人とのコミュニケーションの基本にもなると信じています」と中川先生。
橘の研修旅行で得るのは、英語だけではなく、異文化交流やコミュニケーション、さらにはそれを通して見つける自分自身への自信や将来のありたい姿なのです。来夏、準備プログラムとイギリス研修を終え、自信にあふれた笑顔で戻ってくる中3の成長が今から楽しみですね。
中3のイギリス研修旅行
中3全員参加のイギリス研修は6月実施予定。ホームステイを中心に9日間たっぷりイギリスの現地の生活を体験するプログラム。英語だけでなく、国際色豊かな文化や深い歴史を学ぶ
橘学苑中学校
[学校HP]http://www.tachibana.ac.jp/
〒230-0073 神奈川県横浜市鶴見区獅子ヶ谷1-10-35
☎ 045-581-0063
最寄駅/鶴見線「鶴見駅」・京急本線「京急鶴見駅」、東急東横線「綱島駅」、JR横須賀線「新川崎駅」、JR横浜線・市営地下鉄BL「新横浜駅」からバス「橘学苑・橘テニスアカデミー前」。