建学の精神を背景にした純心生の進路選択

八王子市にある東京純心女子中学校は、カトリックの教えに基づくこころの教育と、英語教育、探究型学習で知られる女子校です。「誠実に考え、語り、行動できる人」「他者の心に寄り添うことができる人」「平和を希求し、未来に貢献できる人」を育てる教育がなされる同校では、「人の役に立つ」が進路のキーワード。国際的な学問分野や医療看護系大学への進学を希望する生徒が増えてきています。

「資格を活かして人の役に立ちたい」理系志望の生徒を応援

そんな生徒たちの進路希望をより確実に叶えようと、定評のある英語に加え、理数系の教科にも力を入れています。
数学科では、自力で問題解決をするための基礎となる計算力を中1・2で徹底的に強化。学習を習慣化するために、きちんと取り組めた日にはシールを貼れるカレンダーなど、女子が苦手意識を持ちやすい科目だからこそ、楽しみながら継続できる工夫が凝らされています。
理科では、自然豊かな立地を生かした体験や実習の機会が多いことが特徴です。校内の草花の観察（中1）や動物園実習（中2）ほか、実験ではワークシートを活用。記入していくと考察ができるようになっています。実験に失敗することもありますが、失敗＝悪いではなく「どうしてそうなったのか」を考えさせているそうです。レポート作成を通じて、考える習慣＋自分の言葉で説明する力も育成しています。

創立者・江角ヤス先生は理系女子のパイオニア

同校を創立した江角ヤス先生は、当時唯一女子の入学を認めていた東北大学で数学を研究していました。理系の道を選んだ純心生は、創立者の生き方や思いも受け継いで、社会で活躍していくのです。

純心での学びをきっかけに理系に進んだ先輩の声

（2011年卒上智大学理工学部進学Kさん）

（2011年卒北里大学医療衛生学部進学Yさん）

（2013年卒東北大学理学部進学Wさん）

「化学の授業で物質をミクロの視点でとらえた時の不思議さに魅了され、理工学部へ進学しました。将来は、人工骨や人工臓器などで使える新素材の開発に携わりたいです」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「高1の研修旅行でみんなで進路について考えたことが印象に残っています。その時に調べて知った視能訓練士を目指して、現在は医療衛生学部で学んでいます」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「進路選択で迷っていたとき、純心の友人がかけてくれた『楽しそうに数学を教えるね』という一言によって、数学の魅力にあらためて気づきました」

■2014入試変更トピックス
2014入試で純心のSSS（トリプルエス）入試がさらに進化します！

（1）1年間の授業料免除の「特別奨学生（Special Scholarship Student）」を合計15名に拡大！
（2）1日午前（適性検査型）・1日午後SSS（2科）に加え、2日午後にもSSS入試新設！（2科）
1日午前・午後、2日午後の計3回の試験で、それぞれ成績上位者5名を「特別奨学生」とし、1年間の授業料を免除いたします。

東京純心女子中学校
［学校HP］http://www.t-junshin.ac.jp/jhs/
〒192-0011 東京都八王子市滝山町2-600
☎ 042-691-1345
最寄駅／JR中央線 八高線 横浜線「八王子駅」・京王線「京王八王子駅」・JR青梅線「福生駅」・JR五日市線「東秋留駅」から西東京バス「純心女子学園」。