飾らず、温かい校風が伝わる学校説明会

10月12日、暑いくらいの快晴の土曜日。駒込中・高校の勧学ホールには240人の受験生親子が詰めかけました。
この日は恒例の「秋の給食試食会」。その前に、午前10時からは学校説明会です。
校長の河合孝允先生が「成りたい自分に成る」という、創立から331年目を迎える同校の変わらぬ理念をお話ししたあと、教頭の角田淳先生から「一隅を照らす」精神のもとに行われる教育について、具体的に説明されました。
その後、中1の男女各1名と、中3の生徒会長も学校生活を紹介。
「勉強と野球部の両立を頑張っています」と胸を張る中1の永井康資君に、司会の宮西寛人先生が「じゃ、中間試験はうまくいきましたか？」と返すと、永井君は「……」。飾らないやりとりに、受験生親子のみなさんもニッコリ。
また「バスケの部活が一番楽しい」という三木唯華子さんは「受験、頑張ってください」とエールを送りました。
そのあとは授業と施設見学へと移りましたが、この日は在校生の保護者の方もサポート。その数、なんと78人。“生徒と保護者と学校”の密接な結びつきがよくわかります。
その間、勧学ホールでもPTAの方々が準備に大わらわでした。ふと見ると、さっき壇上で話していた生徒会長の大硲義展君も配膳を手伝っています。
「うちの給食、おいしいですよ。“食のありがたみ”を知るために、中学校では給食なんです」と教えてくれました。

試食会の準備に大忙しのPTAの方々。連携プレーが見事だった

勧学ホールで給食試食会。説明会のときにあった座席は、ボタン一つで後ろの壁に収納される

在校生保護者との懇談がうれしい、給食試食会

さて、いよいよ試食会です。各テーブルにはPTAの方も座り、受験生親子のみなさんとフランクに質疑応答。どのテーブルからも弾んだ声が聞こえます。
娘さんと二人で参加したお母さんは「保護者の方と直接お話できる、めったにない機会なので参加しました。とても役立ちました」と言うと、娘さんが「先輩たちが優しそう。お話もただ真面目というのではなくユーモアがあって、学校生活が楽しそうだなと思いました」と続けます。
家族4人で来ていた男の子は「給食、おいしかったです！いい学校だなぁと思いました」と、また、あるお父さんは「自然体の生徒さんの声を聞けて好感をもちました。保護者の方にも直接お話を聞けて、非常に役に立ちました。ぜひ、受験させたいです」と感想を語ってくれました。
恒例の給食試食会、今年も大盛況のうちに閉幕。この日来ていた小学生で、来年、何人が同校で給食を食べているでしょうか。楽しみです。

※各回とも、受験したコース以外へのスライド合格制度があり、特待生合格にチャレンジできます

駒込中学校
［学校HP］http://www.komagome.ed.jp/
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☎ 03-3828-4141
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