私学探検隊

リスニングが伸びる!八雲学園の英語教育。聞き取れるから会話が弾む!交流が楽しい!

学校をあげて英語教育に取り組む熱心な学校

英語教育に定評のある八雲学園。国際理解教育の一環として、日本の文化や歴史に触れる芸術鑑賞(毎月1回)を実施するとともに、学校をあげて英語力の向上に取り組んでいます。
中1は週9時間、中2・中3は週10時間の授業数を確保(「オーラルコミュニケーション」「検定試験対策」の授業も含む)。中1・中2の土曜日は、4時間すべてが英語の授業で、集中して学びを深めます。他教科の教員も英単語の習得に協力。どの授業でも冒頭に「Today’s Words」を掲げて意味を問うなど、単語の定着に一役かっています。
こうした地道な学習を通して身につけた英語力を、さまざまな形で表現できる場を設けているのが同校の英語教育の大きな特徴です。レシテーションコンテスト(中1)、スピーチコンテスト(中2)、朗読劇(中1)や英語劇(中2・中3)、あるいは交流イベントなどを通して、英語の技能とコミュニケーション力に磨きをかけ、中3の2月に行う海外研修(アメリカ・サンタバーバラにある学園所有の海外研修センターにて2週間)につなげています。

イングリッシュ・ファンフェアーで外国人との触れ合いを楽しむ

先日行われた「イングリッシュ・ファンフェアー」は、様々な国の外国人講師をお招きして、英語で交流するイベントです。初体験の中1は、講師と会うまで緊張した面持ちでしたが、英語を母国語とし、子どもとのコミュニケーションに慣れている講師を中1に当てているため、緊張は徐々にほぐれて、前もって準備した質問を懸命に投げかけていました。上級生は、多少なまりがあるなど普段触れている英語と違っても、とまどうことがありません。講師が語る母国の風習や文化に熱心に耳を傾け、ゲームでは楽しく盛り上がっていました。

次の英語行事は12月の「英語祭」。学校へ足を運んで体感しよう!

「模試でもリスニングの成績がいいんですよ」と衛藤先生(中学副部長・募集副委員長)が言うように、ネイティブの英語を繰り返し聞いたり、会話をしたりする機会が多いため、生徒は言葉がよく聞き取れるよう。中1も相手の問いかけを理解し、スムーズに答えを返していました。この体験はきっと自信になり、英語を学ぶ意欲になるはずです。
次の英語行事は12月14日(土)の英語祭。英語を話す楽しさを実感できるイベントです。受験生の見学を歓迎していますので、学校に足を運んで、同校の英語教育を体感してみてはいかがでしょうか。

先生の名前を書いたカードを持って出会いの瞬間を待つ生徒たち。自分の名前を見つけると、「That’s me! What’s your name?」「OK. Let’s go.」と、気さくに声をかけてくれるので中1も一安心。

ウォーミングアップも兼ねて、フルーツバスケットなどのゲームを楽しむ中1。お題を出すのはネイティブ教員のキャロリン先生。もちろん英語だが、生徒たちの反応はいい。

事前に準備した質問をして、答えをプリントに記入したり、「キャロリン先生のヨガ友だちは誰?」といったクイズの正解を求めて、多くの講師に問いかけをしたり。中1にも笑顔が増えていく。

教室で交流する上級生。このグループは、講師が一人の生徒に英語で質問し、その答えを生徒がジェスチャーで表現して、他の生徒が答えを当てるゲームに挑戦。盛り上がっていた。

恒例のイングリッシュ・ファンフェアー。今年は67名の外国人講師をお招きし、楽しい時間を過ごしました!

国際色豊かな講師の皆さん。趣旨を理解し、子どもたちにフレンドリーに語りかける姿が印象的だった。

11月9日(土)に行われた「イングリッシュ・ファンフェアー」は、中学開校当初から行っている恒例行事です。毎年、大使館を通じてネイティブスピーカーに参加していただき、講師1名と生徒8~10名が一組となり、グループレッスンをしたり、ゲームをしたり、フリートークをしたりして、たっぷり英語での触れ合いを楽しみます。今年は18ヶ国、67名のネイティブスピーカーが参加してくれました。出生地、年齢、職業など、講師のプロフィールはさまざまなので、日頃の学習の成果を試すだけでなく、文化や習慣などいろいろな話を聞くことができます。見学に来た受験生は、サポート役の高校生と講師の方を囲み、英会話を楽しんでいました。

八雲学園中学校
[学校HP]http://www.yakumo.ac.jp/
〒152-0023 東京都目黒区八雲2-14-1
☎ 03-3717-1196
最寄駅/東急東横線「都立大学駅」徒歩7分。「都立大学駅」・JRなど「渋谷駅」から東急バス「八雲高校前」ほか。JRなど「目黒駅」からバス「中根町」徒歩3分、「都立大学付属高校前」徒歩4分。