私学探検隊

来春から新コース制を導入!「世界に通用する思考力」を育てます

2016年に創立100周年を迎えるトキワ松学園中学校。2013年春の大学合格実績(GMARCH以上)は昨年の倍の30を達成し、週刊ダイヤモンドの「中高一貫校高校ランキング」では、「GMARCH以上の合格伸長度が高い首都圏女子校」の第4位に選ばれました。今回は、広報部部長の中里先生に新コース制と入試について、お話をうかがいました。

特進クラスは中1→中2でのクラスアップも想定し、余裕のある編成にする予定。入学後の頑張りをしっかりと評価してくれる場が用意されている。

―特進クラス導入の背景を教えてください。

中里広報部長(以下:中里先生)「これまで、私たちは中1・中2はフラットなクラス編成を取ってきました。しかし、近年、生徒の目標や知的関心が多様化しており、そういった要望に対し、どのように向かい合えばいいか議論を重ねてきました。その結果、次年度より『特進クラス』を1クラス設けることで、生徒それぞれの期待に応える体制を整えることになりました」

―特進クラスは具体的にどのようなことをするのですか。

トキワ松では国際交流もさかん。外国人の方を講師に学ぶ場も用意されている。

中里先生「『グローバルに活躍できる生徒』を目標に、中3時にオーストラリアへの3ケ月のターム留学を予定しており、すでに現地校への視察も完了しています。これまで高校生を対象にした海外短期留学制度はありましたが、中学時代に経験させることで、幅広い視野を獲得させ、進路選択のきっかけにするつもりです。また、『難関大学(国公立・早慶上智ICU)への合格』といった部分のニーズも多いため、進学指導にも力を入れていきます。主に、英語・数学は先取り授業を行い、英語は中3までに準2級以上を目標に、数学は中3までに数Iを修了させます。また、特進・進学クラスともに今後必ず必要になってくるのは『思考力』です。そのため、本校では新たに『思考力向上プログラム』を開発し、次年度より導入します。これまで本校が積み上げてきた図書教育や美術教育をはじめ、学年や教科とも連携して指導することで、調べ学習やプレゼンテーションに必要な力を3年間で身に付けることができます」

―トキワ松の生徒に今後期待することは何ですか。

中里先生「本校が育てる女性像は『真の学力と教養を身につけ『芯の強さ』と『やさしさ』でグローバルな社会を生き抜く女性』です。このような女性となるための土台はやはり『思考力』です。物事を見て、発想し、表現すること。また、多様性を理解すること。これからグローバルに活躍する女性にはなくてはならない力です。そして、これらの力を身に付けることは本校の創立者、三角錫子による建学の精神『鋼鉄(はがね)に一輪のすみれの花を添えて』に通じます。鋼鉄のような鋭い思考力と、多様性を理解するすみれの心、その2つを持った生徒を本校は育てていきたいと考えています」

注目!2014年度入試日程

2月1日(土) 2月2日(日) 2月3日(月)
午前 試験名称 第1回一般 適性検査型
定  員 40名 10名
午後 試験名称 第1回
特待
第2回
一般
第2回
特待
第3回
一般
1教科
選択
定  員 10名 50名 5名 10名 10名

※特待入試は特待生を選出する試験です。一般合格はありません。
※第2回および第3回一般入試の出願者は、受験当日の集合10分前まで特待入試への変更が可能です。

トキワ松学園中学校
[学校HP]http://www.tokiwamatsu.ac.jp/
〒152-0003 東京都目黒区碑文谷4-17-16
☎ 03-3713-8161
最寄駅/東急東横線「都立大学駅」徒歩8分。東急東横線「学芸大学駅」徒歩12分。JRなど「目黒駅」「東京駅」からバス「碑文谷警察署前」徒歩1分。JR「大森駅」・京王線「新代田駅」からバス「平町」徒歩3分ほか。