私学探検隊

新校舎を活用しプロとの交流もある充実したクラブ活動が実現!

西馬込に移転・開校した立正大付立正。バスケットボールコート2面分の体育館と、「行学ホール」と呼ばれ、講堂としても体育施設としても利用できる広い施設があります。
バスケットボール部(以下、バスケ部)は、男女ともに人気のある部活動の一つ。男子バスケ部は明るく元気な雰囲気のチーム。新校舎となり、週6回練習できるようになりました。他校を招待しての試合もできるようになったそうです。また「東京エクセレンス」というプロバスケットボールチームに施設の貸出しを行い、プロチームとの交流があることも魅力の一つ。プロから多くの刺激を受けながら部活動を行っています。
チアリーディング部は、近年人気を集めている部活動。中3は2名ですが、中2は12人も部員がいます。新校舎では「行学ホール」を使用し、週3回練習を行っています。広い施設で様々な技に挑戦でき、練習時間も増えました。また「東京エクセレンス」のチアリーダーズ「エレガンス」との交流もあります。プロの方々から指導を受けながら、急激に実力をつけてきています。
今回は、そのクラブ活動について、東京エクセレンスの方と男子バスケ部・チアリーディング部の生徒にお話を伺いました。

東京エクセレンスが体育館を借りて練習している様子。昨季NBDLで優勝したハイレベルのプレーを見て生徒たちは学びます。

チアリーディング部が「エレガンス」から事前に指導してもらいエクセレンスの試合のハーフタイムショーで演じました。

 

部活動を通じて身につける「礼儀・マナー」「忍耐力・打開力」「団結力」

男子バスケットボール部
高3キャプテン 畦上皓平くん

礼儀・マナー
プロの方々と接する機会をいただき、生徒や先生との関係とは異なる、「大人」の方への「礼儀・マナー」を身につけることができました。

忍耐力・打開力
競争である以上、負けることがあり、時にはチームの雰囲気が前向きでなくなることがあります。そのような状況に耐え、チームとしてどう壁を乗り越えていくかを学びました。また、プロの方々の試合や練習を見て刺激を受けることが、壁を乗り越えようとする原動力にもなっています。

団結力
バスケはチームとしてまとまることが大切です。特にキャプテンという、周りの手本になる立場として、自ら声を出し、明るく元気に振る舞い、チームをまとめています。こういったメンバーに対しての「気遣い」や「思いやり」が身につきました。

チアリーディング部
中3 三井珠華さん・鈴木里奈さん

礼儀・マナー
後輩が多く入部したため、練習の準備など先輩よりも後輩が率先して動くことや挨拶の大切さを教えています。部活外ではやさしく声をかけるなど、場面に応じて上下関係のメリハリをつけています。

忍耐力・打開力
チアリーディングは一見華やかなように見えますが、実際は人を肩に乗せて支えたり、上にいる人が飛び降り、下の人がキャッチしたりするなど、ケガと隣合わせのスポーツです。そういった痛みに耐えながらも笑顔で演技しきる忍耐力が身につきました。

団結力
技をやる時にはみんなの呼吸を合わせる団結力が必要です。そのためにはお互いの信頼関係が重要です。失敗した時には励まし、筋トレの時には話しかけるなど、積極的にコミュニケーションを図っています。また、相手のことを考え、合わせることが身につきました。

東京エクセレンス マネージャー 今村洸太さん

バスケ部の生徒たちには、私たちの練習や試合を見てもらったり、「エクセレンスカップ」という大会を開催させてもらったりしました。チアリーディング部には、私たちの試合のハーフタイムショーで演技してもらったり、そのために「エレガンス」のメンバーから演技指導をしたりしました。今後、もっと生徒たちと関われるように練習会等を行っていきたいです。
立正大付立正は素晴らしい施設があり、スポーツをするには最高の環境が整っています。生徒たちは一生懸命で、心から楽しんで部活動を行っています。私たちプロも、そのような彼らの姿勢から多くの刺激を受けています。

立正大学付属立正中学校
[学校HP]http://www.rissho-hs.ac.jp/
〒143-8557 東京都大田区西馬込1-5-1
☎ 03-6303-7683
最寄駅/都営浅草線「西馬込駅」西口下車 徒歩5分。東急バス(反01/02)「立正大学付属立正中高前」停留所下車 徒歩2分。東急バス(森02)「長遠寺前」停留所下車 徒歩6分。