品川ファミリーに見送られた東棟
母校の校舎がなくなると聞いて品女の卒業生が黙っているわけもなく。「最後に遊びに行きたい!」というたくさんの熱烈なラブコールに応えて7月上旬に「東棟お別れ会」が開かれました。
卒業生、在校生によるお別れ
コロナ禍になってからはホームカミングデイ(本校で行われる28歳の卒業生が集まる大同窓会)も延期され、文化祭でも卒業生の入場はできず、母校に遊びにくる機会も制限されていました。勉強や仕事、育児とそれぞれ忙しい時間を過ごしている卒業生も、同級生に会うため、先生たちに会うため、そして通い慣れた校舎にお別れを言うために集まりました。その数およそ800人。先生も新しい校舎への引っ越し作業と期末試験前の忙しい時期でしたが、初担任したときの生徒や、初めて学年主任をしたときの生徒たちが来てくれて懐かしさがこみ上げ、教師冥利に尽きる嬉しい時間を過ごせたようです。各エリアを卒業年度で分けたので同級生との思いがけない再会も多く、話がはずんだようでした。卒業して何年経っていても同級生や先生に会うと、「品女生」に戻るのは不思議なものです。
後日在校生は、学年集会でよく集まっていた講堂に最後に落書きをしてもよいことになりました。毎日通っているので在校生の方が実感するのが難しいようでしたが、「卒業してからもまた来るね。」「きれいになってまた会おうね。」「ゆっくり休んでね。」といった素敵なはなむけの言葉がたくさん並びました。また、カフェテリア最終日はポテトのサービスもあり、今まで見たことのないくらいの大行列となりました。ローズランチ(日替わり定食)やうどん、カレー、パスタ・・・出来たての食事が校内で食べられるので先生、生徒から愛された大事な場所でした。また姿を変えて新校舎A棟に戻ってきてくれる日が楽しみです。
新校舎でのフレッシュな学校生活再開
8月から、完成したばかりの「B棟」という新校舎を使い始めています。各学年が同フロアにまとまり、教室にはプロジェクターも完備され、特別教室に最新式の設備が備え付けられました。新しい校舎での初めての文化祭やオープンキャンパスもあり、忙しい2学期が始まりました。
メイン校舎のA棟は、2025年夏に完成予定です。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
品川女子学院中等部
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