今年、ゆるキャラの「つまもん」が完成! 生徒会が中心となって、グランプリを開催
学校に興味を持つきっかけになればとの思いで
大妻中野中学校・高等学校では今年、生徒会公認ゆるキャラの「つまもん」が誕生しました。今回は、つまもんについて、生徒会会長のA・Nさん(以下Nさん)、副会長のM・Kさん(以下Kさん)、会計監査のM・Oさん(以下Oさん)、デザインを手がけたチームのM・Sさん(以下Sさん)にお話を伺いました。
Nさん、Kさん、Oさんの3人は現在高2で、中学時代から生徒会の仕事をしています。「生徒会活動をしていく中で、昨年末に『来年はもっと学校に関わる活動をしていこう』とみんなで話したのがきっかけです」と会長のNさん。「そこで、生徒に愛され、受験生やその保護者の方々にも興味を持ってもらえるようなゆるキャラをコンテスト形式で作ろうと企画しました」と会計監査のOさんも話します。副会長のKさんは、「ゆるキャラグランプリは今年2月から4月にかけて、生徒と教職員を対象にデザインを募集。個人、団体から全25作品の応募がありました。4月11日に予選投票を行って5作品に絞り、4月20日の決戦投票で1作品に決定しました。それがSさんの所属するS-TEAM(エスチーム)による『つまもん』です」と決定までの流れを説明してくれました。
リボン、ネクタイなど制服の一部もモチーフに
Sさんが所属する「S-TEAM」はプログラミング学習を核として「主体的に様々な分野にわたる創造活動」を実践するチームです。名称はSTEAM教育と掛け合わせたもので、学年をまたいで毎年多くのメンバーが参加しているそうです。その中でも美大志望のSさんはイラストが得意で、パソコンで描くことができます。「チーム内で7~8案出しましたが、私の案で応募することになりました。中学制服のスカーフ、高校制服のネクタイをあしらい、スクールカラーのピンクで羽をつけました。羽には各々の目指す道に羽ばたくという意味を込めています。また、顔に描かれたONの文字は大妻中野のイニシャルとオン・ドリームという言葉を掛けました」とSさんは話します。「~つま」と語尾に「つま」をつけて喋るのが特徴で、好奇心旺盛で積極性が魅力だとか。文化祭ではつまもんを使った装飾を行ったほか、缶バッジ、鉛筆、クロッキー帳のグッズも制作し、見事に完売しました。「現在は絵描き歌を制作中。メロディーは校歌で、歌詞はこれから作ります」(Sさん)。「今はまだ生徒会の公認キャラクターだけど、将来的には学校の公式キャラクターにしたい」、「着ぐるみも作って、行事に登場させたい」など、4人は今後の展望を話してくれました。「生徒会としての実績を残せてよかった」とNさんが話すように、中学から生徒会活動を継続してきた生徒たちは、形になるものを残せたという達成感も味わえたようです。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
大妻中野中学校
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