「学びをつなぐ」国府台女子の高大連携が本格始動!
3校の女子大との高大連携 在学中に大学で学ぶ意義
互いを思いやる心をはぐくみ、自己を確立させるための「仏教を基にした教育」を教育の柱としている国府台女子学院。2023年度から、東京女子大学、昭和女子大学、日本女子大学の3校と高大連携協定を結ぶことになりました。大学との連携というと、指定校推薦などの進路としての連携をイメージしますが、「実際に連携する大学への進路はありますが、軸となるのは“学びのつながり”。高校2年生の段階でそれぞれの大学で学ぶ機会を設けます。大学ごとにその内容は異なりますが、高校生のうちに大学の学びに触れることで、自分の進路や将来について改めて深く考えることに繋がると考えています」と高等部教頭の永田敏明先生。
東京女子大学に関しては、元々、高校2年生の総合的な探究の授業で、東京女子大学の先生を招き、課題を提示してもらう形になる予定だといいます。1学期は地域の商店街の抱える問題にアプローチし街おこしや地域の活性化を課題に、2学期はジェンダーに関わる課題に取り組む予定です。
また、昭和女子大学については、海外プログラムを進めていくことになるそう。「昭和女子大学はボストンに全寮制のキャンパスを持っているのですが、夏休み中に約2週間、希望する生徒の短期留学を考えています。6名程度の予定で、アメリカ社会での女性の活躍やアメリカの文化や社会について講義を受けたり、実際に現地での生活を体験したりすることを目的にしています」と永田先生。また、昭和女子大学への進学を希望する人向けに夏休み期間に大学でワークショップを予定しています。
日本女子大学について永田先生は、「日本女子大学での単位の先行取得が可能となる協定を結びます。日本女子大学は管理栄養士の名門でもありますし、近年、建築デザイナーや国際系に進む学生にも定評がある学科も多く、生徒たちが将来を意識した大学生活を期待できると思っています」。
大学と連携することで、大学進学やその先をリアルに実感できるようになります。その中で自分がどうしたいのか、将来に向けて今、どうすべきか、生徒たちがより深く、広く学ぶことができます。国府台女学院の高大連携の形は今後さらに発展する予定。生徒たちが中高一貫の中で学びの可能性も広がっていきます。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
国府台女子学院中学部
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