私学探検隊

2024年度から新たに中学IGSコースを開設

「さわやか・はつらつ・ひたむき」を校風とし、文武両道を教育方針に掲げる八千代松陰中学校。「生徒一人ひとりの持ち味を生かす教育」を行っている同校の生徒たちは、勉強とクラブ活動を両立させながら、充実した学校生活を送っています。


6年間一貫教育の学びを強化する中学IGSコース


 学習面では、中学で主要5教科の習熟度別クラスを編成し、生徒の学力に合わせた独自のシステムで学力の向上を図ってきました。
 そんな同校で、2024年度から中学の「IGSコース」がスタートします。新コース設置の目的について、「中高一貫教育の効果を強化すること」と、副校長の金子智之先生。中1・2は「基礎力養成期」、中3・高1は「応用力熟成期」、そして高2・3は「実践力完成期」と位置付け、学力+教養力をアップさせていく。そんな新コースの輪郭が見えてきました。
 IGSコースの募集定員は1クラス30名。中学から持ち上がりで高校IGSコースに進み、先取り教育によって高2の前半にはすべてのカリキュラム終了を目指しています。

生徒の意欲を高める魅力あるコース内容に


「高校のIGSコースは本校のフラッグシップ。グローバル社会で活躍する人材を育ててきた歴史あるコースです。蓄積してきたノウハウを中高6年間に注入することで、より魅力的な人材を育てたい」と、IGSコース主任の内堀誠先生。
 同コースでは、キャリアデザインの一貫でワークショップや特別講座などに参加する「IGSセミナー」や、国際感覚を養う「TMP(トレイルメーカーズプログラム/2年次の夏に実施する約3週間のグローバル研修)」など、さまざまな取り組みを実施しています。
 同様に、中学IGSコースでも生徒たちの意欲や向上心を高めるような独自のアプローチを準備していきます。世界に6校ある海外提携校との相互訪問、多様な補習やセミナー、IGSコースの高校生による放課後学習支援など、さまざまなプランを練っています。「高校生にとっても中学生に教えることで力がつく利点があります」(内堀先生)。
 中高IGSコースの連携を強めることで、国内のみならず海外大学への進学も視野に入れたハイレベルな学びを深めていきます。

来たれ!学びを楽しみたい生徒たち


 IGSコースの特徴は、生徒たちの夢を語り続ける力が強いこと。「国立大学医学部に合格した生徒は、コロナ禍が動機となって学びのスイッチが入ったようです」(金子副校長)。
 最後に、新しい中学IGSコースにどんな生徒が集まってほしいか、内堀先生に伺ってみました。「学ぶことを楽しめる生徒。本人も気づいていない可能性を発見できるような、勉強することを楽しめるような、そんな教育環境にしていきたい」
 入試説明会などに足を運んで、さらに具体的な情報をゲットしてみませんか?

■高校IGSコースの取り組み


さまざまな体験を通じて国際的な視野を兼ね備えた人材を育てている。中学IGSコースの生徒たちも、こうした取り組みに参加していく予定だ

TMPでの本校生徒のアート作品

IGSセミナー「絵画の中に入ってみよう」高大連携研修講座参加時の様子

校外学習JICA地球広場訪問時の様子


※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

八千代松陰中学校
[学校HP]https://www.yachiyoshoin.ac.jp/
〒276-0028 千葉県八千代市村上727 Tel.047-482-1234
最寄駅/京成本線・東葉高速鉄道「勝田台駅」からバス「八千代松陰高校前」。スクールバス:「勝田台駅」・東葉高速鉄道「八千代中央駅」から通学用直通バス、「北総コース」ほか生徒専用会員バスあり。

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