英語で思考する ～CLIL（内容言語統合型学習）～
自己受容力を高め、多角的かつグローバルな視野をもち、社会貢献を果たすことができる生徒の育成を目指しています。英語教育では、英語４技能（読む・書く・聞く・話す）に「考える」を加えた英語５技能を伸ばす教育を実践しています。２０１８年度からヨーロッパで生まれた外国語学習法「ＣＬＩＬ（クリル・内容言語統合型学習）」を国際教養クラスの英語のカリキュラムに導入しています。「ＣＬＩＬ」では、単に英語で知識を学ぶのではなく、知的好奇心を刺激し、思考力を高めていきます。従って、授業内容は、「生物多様性」「多文化共生」「世界平和」などのテーマを取り上げていきながらペアワークやグループディスカッション、プレゼンテーション、ゲームなどを通じて、オリジナルテキストを活用して学びます。例えば、実際に海外の高校で使用している歴史教科書と日本の歴史教科書を比較・分析し、歴史的認識の違いを批判的に考察することで多様な視点や物事の見方を学びました。また、美術や聖書、地理などと教科横断型で学習を進めていくこともあります。生徒が学習内容の理解を深め、より深く考えるために必要な場面では、説明や話し合いに日本語を使ってサポートをしてくこともあります。また、中学３年生で全員が参加するニュージーランド海外セミナーは、「ＣＬＩＬ」の実践の場面の一つとも言えます。実際に現地校の生徒との話し合いやさまざまな体験の中から学校での学びをさらに深化させていくターニングポイントにもなっています。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
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