全国大会5位のギター・マンドリン部 本格的なファッションショーを行う家庭科部 集団活動を通じて、積極性が自然と身につく
練習の成果が圧巻の
ハーモニーとなって響く
ギター・マンドリン部は、全国大会で優秀賞(5位)を受賞する実力です。
「練習をすれば誰でも演奏できるようになるのがギタマンの楽しさ。私もすぐに楽譜を読めるようになり、いまではコンサートミストレスとしてチームを指導できるほど上達しました」(高木さん)
マンドリンは手の小さい人でも指を押さえやすいため、初心者でも弾きやすいといいます。楽器自体は小さくても、同音に調律された2本の弦でしっかりと美しい音を奏でることが可能です。
そして、ひとりで楽しむだけでなく全員でハーモニーをつくり上げていけるのが演奏の醍醐味。中高のフルメンバーでの音の厚みは圧巻で、全員の心がひとつになったと感じられる瞬間の喜びはほかでは味わえない、といいます。
吉野さんは、「継続することでどんどん上達していくのも、音楽の面白さ」と語ります。「中1で入部してから、もうすぐ6年目。昨年度はみんなの努力の成果が実り、全国大会で賞を獲得できて本当に嬉しかった! ひとつのことを継続して、目標を達成したという経験は大きな自信につながりました」(吉野さん)
「夏には湘南国際村での合宿があり、夜は花火をして親睦を深めます。部員同士の仲の良さもうちのクラブの自慢! 遠方の大会には泊まりがけで出向くこともあり、メンバーとの結束が深まります」(高橋さん)
華やかなファッションショーの
裏に地道な努力あり!
家庭科部の主な活動は、年に一度開催するファッションショーに向けての衣装製作、企画・運営です。ショーに向けてひとりひとりがデザイン画を描き、部内で投票を行い衣装デザインを決め、雰囲気に合わせて布を選び衣装を製作します。デザインが決まったら、ステージでのウォーキングの練習を行いつつショーを演出するための曲や照明などを考え、衣装を魅力的に魅せるための準備を進めます。
「ものをつくるのが好きで入った家庭科部。勇気を出してショーに出てみたらすごく楽しかった!」と語るのは、副部長の小嶋さん。衣装製作だけでなく、みんなでショーを企画し、無事に終えたときには大きな達成感があるといいます。
「はじめは衣装製作のペース配分がうまくつかめませんでしたが、いまでは部員の進捗を確認しながら指示が出せるようになりました」と語るのは、部長の大川さん。部員全員に積極的に声をかけ、意見を汲み取りながらステージをつくり上げていく楽しさを知った、といいます。
書記の新免さんは、ファッションショーでモデルを務めることに興味を持ち入部したといいます。「裁縫が苦手でも、モデルやデザイン画、ステージ演出のどれかに興味があれば、きっと活躍できます!」一人ひとりの得意を活かしながら仲間と協力してステージをつくり上げる経験は、かけがえのない財産になります。
聖セシリア女子中学校
[学校HP]https://www.cecilia.ac.jp/
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