久しぶりに人数制限のないスプリングコンサートで課外活動の成果を披露。家族や卒業生が多数来校。素晴らしいパフォーマンスで会場を感動の渦に
会場には祖父母や兄弟姉妹の姿も。温かな雰囲気の中、開催!
恵泉女学園には放課後、クラブ活動とは別に専門家による指導が受けられる「課外活動」というプログラムがあります。ハンドベル、聖歌隊、オーケストラ、茶道、華道、書道、サイエンスアドベンチャーの7つがありますが、3月21日(火・祝)に音楽系の課外活動によるスプリングコンサートが開催されました。
スプリングコンサートは今回で41回目。コロナ禍以来初めて観覧人数に制限を設けないコンサートとなり、開演前、校門の桜をバックに記念撮影をするご家族も見られました。会場となったフェロシップホールは祖父母や兄弟姉妹、卒業生など大勢の方で賑わっていました。
開演前には校長の本山早苗先生より「長い期間、多くの制約の中で過ごしてきましたが、41回目となるこのスプリングコンサートは人数の制限をなくした久しぶりのコンサートになります。恵泉にとって音楽とは神様からの恵みに感謝し、賛美するものです。今日は生徒たちの演奏を楽しんでいってください」と挨拶がありました。
三者三様の魅力が詰まった演奏 卒業生の言葉にも恵泉らしさが
トップバッターはハンドベル。ふだんは教会や校内の礼拝などで演奏を披露しているそうです。賛美歌のほか映画『オズの魔法使い』から「虹のかなたに」など5曲を披露。3月に卒業したばかりの6年生だけでの演奏もあり、その最後の演奏には会場から温かな大きな拍手が送られていました。
次は聖歌隊「Choir la Pace(クワイア ラ パーチェ)」が登場。日本語の美しい曲のほか映画『天使にラブソングを』からの曲も披露。アップテンポな明るい曲では観客も一緒に手拍子。観客を巻き込んでのパフォーマンスに、会場も大いに盛り上がっていました。
そして、最後はオーケストラ。ドヴォルザークの「新世界より」などクラシックから「オペラ座の怪人」といったミュージカル音楽など4曲を披露。総勢85名が奏でる音色は迫力満点でした。
3団体とも「『心を込めて』演奏します」という言葉どおりの演奏でした。また、演奏の合間のMCでは卒業生から「自分の意見を多く言う機会がある学校でした」「人として大切なことを学ばせてもらいました」「様々な困難がありましたが、それらを乗り越え、入学時より強くなりました」と、同校での6年間を振り返る言葉が紹介されました。
終演後は2月のトルコ・シリア地震への支援募金も。主体性を育みながら他者や多様性を大切にする、同校らしいコンサートでした。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
恵泉女学園中学校
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