運動・文化部共に仲間と協力し高め合える環境で部活所属率は約90%。一貫校というメリットを活かし部活動を通じて豊かな心と幅広い人間力を育む
「東海大学は中・高・大の一貫教育システムがありますから、学業に加え部活動を通じて豊かな人間性を育んで欲しいと考えています」。副校長の森公法先生がそう話すように、東海大学付属相模高等学校中等部では、14の運動部、13の文化部・同好会があり、9割もの生徒が部活に所属。さらに所属していない生徒も外部のクラブチームに参加していたりと、それぞれ自分の目標に向かい充実した学校生活を送っています。教頭の土方酉紀先生も「建学の精神のひとつである『若き日に汝の思想を培え』の言葉のように、多様な活動の中で試行錯誤しながら、自分の軸となる思考の基礎づくりを学校全体で大切にしています」と話します。
特に中等部での部活動は教育の一端も担っているそうで、「部活は自ら望んで入るものですので、自主が最初にあります。そのため主体性や自主性が高まりやすく、学校生活のさまざまな場面へ広がっていると実感しています」(土方先生)。「活動計画も生徒たちが考え、顧問はアドバイスするかたちで進めています。生徒主体だからこそ、子どもたちの新たな一面を発見することがあります。得意な方からアプローチすることで生徒も伸びていきますから、教員が教室と部活の両方を見ることは大切なことだと考えています」(森先生)。
同輩や先輩の活躍に加えOB・OGとの交流が刺激に
スポーツ強豪校のイメージが強い同校ですが、文化部も精力的に活動。ビオトープの造成管理からプログラミングまで幅広く活動を行う自然科学部や専門家からの指導も受けられる筝曲・華道・茶道同好会等々、どの部活も協力しながら技術を磨いたり、研究に励んでいます。「コロナ禍の制限がある中でも、生徒はできることを考え、工夫しながら活動していました。私は鉄道研究同好会の顧問ですが、日帰り旅行などは生徒に連れて行ってもらう感じです」と話す森先生。
ただやはり、全国高等学校ラグビーフットボール大会や全国高等学校野球選手権大会など全国大会の常連であることから、説明会では「スポーツが苦手ですが大丈夫ですか?」との質問を受けることも。しかし高校もスポーツクラスを設置しているわけではなく、普通科の同じクラスの中に甲子園へ行く生徒や、インターハイに出場する生徒がいるのが同校の特徴。このような環境だからこそ、「自分も努力すれば、目標を叶えることができる」という実感が得られ、お互いに切磋琢磨するという好循環が生まれています。もちろん、部活動の時間も特別に長いわけではなく、最終下校は中学生18時、高校生19時。決まった時間に集中して取り組むことで、部活動と勉強を両立させると共に、計画性や効率性という意識づくりにも貢献しています。
部活動を通じて築かれた仲間との絆や帰属意識は卒業後も続いており、同校出身の2020年東京オリンピック柔道男子60㎏級金メダリストの髙藤直寿選手をはじめ、プロの将棋棋士の方など、運動部・文化部共にOBやOGが指導に訪れることもしばしば。ぜひ、学業、部活、行事と、何事にも意欲的に取り組む生徒たちの姿を、学校説明会やオープンキャンパスで直接感じてください。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
東海大学付属相模高等学校中等部
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