私学探検隊

都心からアクセスが良く、施設も広くて充実!「生徒主体でやりたいことに仲間と熱くなれる」と“好き”で集まった放送部が関東大会第3位受賞!

「部活も行事も生徒に任せてくれる先生と学校なので、やり甲斐があります。やりたいことを応援してくれるのが嬉しい」と話す高2の嘉村悠平くんが所属するのは、放送部。部長で高3の大川慶忠くん、高2の梅山慎吾くんと共に放送部の中心メンバーとして、動画を制作し、NHK杯全国高校放送コンテストの関東大会、東京都大会共に第3位を受賞しました。
 まだ入部1年程度でワンダーフォーゲル部と兼部している大川くんは、高2から放送部に入り、初の大会挑戦でした。
「高2になってから将来はアニメを作る仕事がしたいと考え始め、身近なところからやってみようと放送部に来ました」。今回の動画では、ストーリー作りやインタビュー、チームをまとめる役割を担いました。
 同じく嘉村くんも入部1年程度ですが、小中学生時代から、映画が好きでビデオカメラを抱えて動画を撮っていたそう。中1から放送部に入っていた梅山くんと共に、今回は撮影や音声、編集など技術チームとして大いに貢献。さらに中高の他の部員9人も加わり、3カ月かけて作りました。

左から嘉村悠平くん(高2)、梅山慎吾くん(高2)、部長の大川慶忠くん(高3)

地元の荻窪商店街と高校生のつながりを作品テーマに


 作品のテーマは、自分たちの周辺のこと。電車通学なども多く、実は学校の周辺地域についてよく知らないと思った放送部は、まず校長先生に話を聞きに行きました。
「見えてきたのは、学校のある杉並区荻窪の商店街。荻窪は複数の商店街が栄えている地域ですが、高校生とのつながりを課題に感じ、題材に選びました」(大川くん)
 彼らはただ現状を撮るのではなく、まず学生たちへ商店街の印象や利用内容についてインタビュー。その結果を持って、さらに商工会議所や商店街の方々とも話し合いの時間を持ち、チェーン店も個人商店店もある商店街を高校生が身近に感じるにはどうすればいいのか取り組むところまでドキュメンタリー作品にし、大会では高い評価を受けました。
「放課後毎日のように放送室に通い、みんなで意見を交わしながら作り続けました。取材をするほど新しい視点や課題が出て悩みました。そんな時はみんなに意見を聞くのですが、部員も人数がいるほど互いの意見の数があって面白いです」(大川くん)
 次の5月の大会が、高3の大川くんにとっては最後。全国を目指しつつ、他のメンバーも高い技術力を下の世代にも教えていくことを大事にし、新しい日大二中高放送部の伝統を創り始めています。

生徒主体の学校生活 支えてくれる先生と仲間


「生徒の創造力と想像力、どちらも大事にしたいので、基本的には私は途中経過を見せてもらった時に感想程度のアドバイスしか言いませんでした。生徒がやりたいという気持ちで取り組むのが何よりですから。彼らの熱意も高い技術力も素晴らしいと思っています」と顧問の鈴木先生。冒頭の嘉村くんの言葉通り、日大二中高の先生たちは、生徒たちを信じ、生徒たちの主体性を大事に、温かいサポートをしてくれるのが伝わってきます。梅山くんも「空気感があたたかくて、みんな相手を受け入れてくれる学校です」と話します。
 日大二中高は、部活動も盛んで選択肢も豊富。23の運動部と19の文化部があるので、きっとそれぞれにあった部活と仲間が見つかります。

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

日本大学第二中学校
[学校HP]https://www.nichidai2.ac.jp
〒167-0032 東京都杉並区天沼1-45-33 Tel:03-3391-0223
最寄駅/JR中央線 総武線・メトロ丸ノ内線「荻窪駅」徒歩15分。西武新宿線「下井草駅」徒歩20分。「荻窪駅」、西武線「鷺ノ宮駅」、「中村橋駅」、西武線・都営大江戸線「練馬駅」からバス「日大二高前」。

この学校の詳細情報を見る