私学探検隊

普段は先生や学校が主催する学校説明会。しかし、鎌倉学園では生徒も学校説明会を主催。生徒にしかわからない「カマガク」の良さをお伝えしています。

「生徒だからこそわかる鎌学の魅力を伝えたい!」

「鎌倉学園 生徒広報」は生徒の強い意志から誕生した有志団体。学校側からお願いされたわけではなく、「実際に鎌学生だからわかることも多いはず。そんな、生徒だからこそわかる鎌学の魅力を伝えたい!」と言い出した生徒から始まったのです。

当初4人から始まった鎌倉学園・生徒広報のメンバー

そんな生徒広報の大きな役割は学校紹介。説明会や校舎案内などを生徒主体で行います。ひとつのイベントに対する私たちの活動期間は約2か月。多いときはそれ以上にもなります。大変な仕事もありますが、仕事としてではなく、自分たちなりに自分の好きなこととして取り組んでいます。鎌学の校訓のひとつ「文武両道」は勉強と好きなことの両立を意味します。そんな校風がよく表れた活動のように感じます。

学校のことを伝えるにあたって、我々は我が校と再度向き合うことが必要になります。この行程の中で、普段意識していなかった学校の魅力を見つけることもよくあります。「そういえば、これ、この学校ならではだよね⁉」という声も多く飛び交います。

生徒が行う意味

生徒主催の学校説明会での参加者への対応は、もちろん生徒が行います。しかし、そのやり方は少し珍しいもの。二人で行う対話式説明会、生徒の小ネタを挟んだ学校案内、生徒から生の回答をもらえる質問コーナーなど、どれも一風変わったものばかり。中には昨年受験を終えたばかりの中学1年生からも新鮮な話が聞ける場面も。どれも小学生のために生徒が熟考したオリジナルの企画なのです。

 

学校説明会というのは普通ならば学校が行うこと。生徒が行うのは簡単ではありません。しかし我々は「たしかに、子どもにはできないことが多い、でもそれと同時に子どもにしかできない、伝えられないことも多くある」と考えているのです。難しくても、時に先生の力を借りながら一緒になって壁に挑むことは自分たちの成長にもつながると考えています。

生徒広報員の思い

リーダー的存在の三浦くん(中3)

4人で企画を始めた生徒広報も、多くの生徒の協力があり、昨年の11月、初めて行った『生徒による学校説明会』では20人以上の生徒で開催ができました。そんなメンバーを中心となって束ねる4人のうちの一人である中学3年生の生徒はこのように言います。「生徒だからこそわかること、受験生の皆さんが気になっていることはなんだろう。そんなことを考えながら活動をしています。昨年の説明会は多くの方から好評をいただきました。ぜひ皆様もご参加ください!」(三浦くん)我々は今日も熱意を持って活動しています。

 

※本記事は、生徒広報メンバーによって作成されました

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

鎌倉学園中学校 
[学校HP]https://www.kamagaku.ac.jp/
〒247‐0062 神奈川県鎌倉市山ノ内110 Tel.0467‐22‐0994

最寄駅/JR湘南新宿ライン 横須賀線「北鎌倉駅」徒歩13分。「北鎌倉駅」、JR湘南新宿ライン 横須賀線・江ノ島電鉄線「鎌倉駅」から江ノ電バス「建長寺」。

この学校の詳細情報を見る