好奇心を刺激する数々のプログラムの中 チャレンジを重ねながら自分の可能性を広げる
音楽を通じた情操教育
芸術と文化の街として名高い上野駅から徒歩10分圏内。恵まれた環境に位置する上野学園中学校は、自らの在り方や可能性を追い求める「自覚」の建学精神のもと、生徒たちが生きる新しい社会に対応した独自の教育プログラムを展開しています。中でも音楽による情操教育は広く知られており、ひとり一つの楽器を練習、演奏する中で、感性を磨きながら、協働力、共感力など豊かな人間力を育んでいます。今回は同校の教育の特徴について、募集広報室室長の川村翼先生にお話を伺いました。
本物の体験を繰り返し
好きを見つけて深める
「本校は常に“チャレンジできる学校”を目指し環境を整えています。知的好奇心を喚起する多種多様な体験を用意し、『これっておもしろい』『やってみたい』という関心を引き出して、次のチャレンジへと生徒自身が進む。このサイクルの中で将来の目的を見つけ、進路実現に繋げていきます」と川村先生。その中心となっているのが探究学習です。浅草で外国人観光客に英語でインタビューを行う「Trip to ASAKUSA」、学校近くの国立科学博物館や上野動物園を利用した「サイエンスプログラム」など、立地をいかし、地域と連携したフィールドワークを展開。実際に見て、聞いたことから自分の考えを導き出すことで、思考の土台をつくっていきます。また、教科横断型の幅広い体験学習は、「好き」を見つける絶好の機会にもなっています。
高校に入ると、より専門的に探究を進める「マイプロジェクト」が始動。情報学、生命科学、政治経済学など学問分野ごとに設けられたゼミに所属し、先生や先輩の指導のもと自分の関心のあるテーマを探究していきます。「高校2年から始まるゼミでは、好きなテーマをとことん追求できるので、生徒は進路選択や将来を具体化することが可能です」。さらに、この探究成果を活用し、公募推薦や総合型選抜入試で希望進路へと進む生徒もいるそうです。
放課後の時間を活用した
知的探究と基礎学力の向上
昨年度からは、「放課後チャレンジ講座」をスタート。中高全学年を対象に20以上設けられた講座には、大学の教授など第一線で活躍する方を講師として招聘。授業とは異なる学びの数々に、生徒の好奇心の芽もぐんぐん伸びています。「昨年講座を受けた生徒から、『今まで経験したことのない学びを体験したことで、自分の好きなものが見つかりました。その道に進むため、普段の授業が大切なんだと思えるようになりました』との感想がありました。継続することで生徒の可能性もさらに広がっていくと期待しています」。
放課後のもうひとつの取り組みとして今年度から希望者を対象に始まったのが、「放課後自習室ALCO」です。学習計画や勉強方法など、専属の室長とコーチからコーチングを受けながら、確かな学力を築いていきます。平日は15時~、土曜は12時30分~利用できるほか、オンライン自習室やメールでの質問にも対応。自習のサイクルができたと生徒や保護者の方からも好評を得ています。
来年、学園創立120年を迎える同校。好奇心を推進力に培った経験と能力は、変化の激しい社会の中でさまざまな課題を解決する力となることでしょう。
国際コースを開設予定
21世紀を生き抜く国際的な力を身につけることを目的とした、国際コースの開設を来年度予定しています。グローバルスタンダードであるケンブリッジ国際教育プログラムと日本の教育を両立させたこのコースでは、CLIL(内容言語統合型学習)やリベラルアーツ教育により、英語力を高めると共に世界へと視野を広げていきます。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
上野学園中学校
[学校HP]https://www.uenogakuen.ed.jp
〒110-8642 東京都台東区東上野4-24-12 Tel.03-3847-2201
最寄駅/JR・メトロ銀座線 日比谷線「上野駅」、メトロ銀座線「稲荷町駅」、メトロ日比谷線「入谷駅」徒歩8分。
京成本線「京成上野駅」徒歩10分。つくばエクスプレス「浅草駅」徒歩12分。