「探究型学習」で自ら学び自分を拓く“徳を成す”グローバルな人材を育成
「徳を成す人材」育成に
“教え型”と“学び型”
学校名の「成徳」が意味するのは「徳を成す人材」。それを育てることが建学の精神で、創立から今まで変わっていません。時代に合わせてアップデートさせ、「成徳の精神を持ったグローバルな人材育成」を実践しています。中高一貫部副校長の石井英樹先生は「本校の大きな特徴として、従来の“教え型”と“学び型”と呼んでいる相乗効果学習があります。“教え型”は教員が生徒に教えることを主体とした従来の授業。“学び型”は自分が主体となり、自分で考え、学び、深めていくことです」と話します。ただ“教え型”でも決して受動的ではなく「生徒同士が積極的に意見を言い合い、個人個人の主体性や能力を引き出して伸ばすことを目的としています」と石井先生。 “学び型”ではICT教育や英語教育、「Diversity Seminar」など、中高一貫の6年間だからできるプログラムを実践し、「徳を成す人材」を育てています。
6年間の「探究型学習」で
自ら探し、学び、解を出す
特に成徳らしさが現れているのが、高校課程でスタートする「Diversity Seminar」。プログラミングからSDGsまで、幅広い分野の中から自分でテーマを選び、個人やグループで探究する学習のことで、自分が積極的に動くことで理解を深めていくことができる「探究型学習」です。中学から探求型学習の機会を設け、時には学外に出たりしながら“学び型”授業を行い、視野を広げていきます。ICT教育や英語教育なども学びを深めるためのツールとなるといいます。
「Diversity Seminar」では幅広いジャンルのテーマの中から自分が興味のあることを選び、15人前後の少人数で1年間ゼミ形式の授業を行います。「本校は先生と生徒の距離が近いのも特徴。普段から先生には何でも相談できる、話しやすいという環境がベースにあるので、生徒が主体的に動こうとして、わからないことや迷うことがあった時に気軽に教員に相談したり、意見を言ったりできます。
教員は教えるのではなくアドバイスをして、生徒の可能性を伸ばしていきます」と石井先生。
“主体的かつ自主的”にテーマにどう取り組み学びを進めていくかを決め、最後に発表をします。そして高校2年生では、修学旅行の代わりに実地踏査型研修旅行を実施。この時の発表は学校説明会で公開しています。
「ここでは、これまでの受動的な修学旅行とは異なり、生徒一人ひとりが好奇心・主体性を持ち、探究テーマの追求を経験します。自分で設定した課題に実際にその場に足を運び自分なりの結果を見出すことは、生徒たちにとっても大きな経験と達成感、自信につながります」と石井先生。やりたいことや興味のあることを自分で選び、そのためにどうすべきかを自分で見極めて進めていくことは社会に出てからも必要なこと。生徒全員が自分で学びを深めることを体験する成徳では、「Diversity Seminar」が、自分の将来や夢を考える“はじめの一歩”になっているのです。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
東京成徳大学中学校
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