授業と多彩なプログラムで英語4技能+プレゼンスキルを確実に強化
アウトプット重視の授業で
コミュニケーションの力を伸ばす
中学1年終了時点で90%以上の生徒が英検4級を取得している安田学園中学校。ある日の総合英語の授業では、生徒同士ペアになって「Is this your~?」と質問をしたり、モニターを見ながらディズニー映画の歌を歌ったりと、まるで英会話の授業のように元気のよい声が響いていました。
中学1年からの英語科の取り組みについて教えてくれたのは、英語科主任の本陽一郎先生です。
「大学入試の共通テストでは近年、思考力や判断力、表現力が問われています。英語科の授業でも1年次からペアワークやグループワークを多く取り入れることで、自分で考えてアウトプットできるように心がけています」
英語科では基本的な英語学習習慣の形成から丁寧に指導するとともに、コミュニケーション能力を育成するため、教科書の内容を訳すだけでなく、今後は課題について英語で話し合い解決策を考えたり、ポスターを使ったプレゼンも行うといいます。
また、「書く、読む、聞く、話す」の英語4技能にプレゼンテーションスキルを加えた「4技能5領域」の向上をめざして、授業以外でも多様なプログラムを用意しているという同校。
例えば、英単語帳を出題範囲とした全100問の英単語コンテストを年に5回実施。単語学習にはAIが搭載されたアプリを使用することで、生徒はスマホやタブレットを用いてゲーム感覚で覚えていくことができます。アプリを使用しているため教員が生徒の使用時間や習熟度を把握でき、学習状況や到達度に合わせた指導が可能になっています。
「覚える+使う」の
繰り返しで確実に英語を習得
覚えた英単語は、ネイティブ教員による英会話の授業やオンライン英会話などでアウトプットすることでより記憶に定着しやすくなります。
中学生は年に1度、全員が英語スピーチコンテストに参加。クラス内予選を勝ち抜いた代表者は、学年全員の前でスピーチを行います。スピーチの原稿をつくる際にはwriting力が問われ、友だちのスピーチを聞くことでlistening能力が鍛えられます。全員が年に1度発表するため、コンテストを目標に、普段の授業からモチベーション高く取り組めるといいます。
「英語は話せて当たり前という時代です。生徒たちにはぜひ海外に出て多くの友だちをつくり、視野を広げてほしいと思っています。そして、世界と日本をつなぐ架け橋のような存在になってもらえたら」(本先生)
海外の学生とオンラインで活動を行うオンラインスタディツアーや留学など異文化に触れる機会も豊富な同校。ハイレベルな英語力を身につけた生徒たちは大きく世界へ羽ばたきます。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
安田学園中学校
[学校HP]https://www.yasuda.ed.jp/
〒130-8615 東京都墨田区横網2-2-25 Tel.03-3624-2666
最寄駅/
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