開校以来伝統の海外研修が再開! 新たな試みも始まり、今グローバル教育が熱い!!
多種多様な海外研修プログラムを用意
新型コロナ感染症が落ち着いてきた今、軒並み中止となっていた海外研修プログラムですが、桐光学園では昨年より徐々に再開を始めています。そこで、同校のグローバル教育について、国際部長(英語科)の岡村薫先生にお話を伺いました。
「本校は1978年の開校以来、“世界に眼(まなこ)を開く”ことを重視し、第1期生から海外修学旅行を実施してきました。今回、早期に再開できたのはこれまでお世話になった研修先の大学や学校が本校を信頼してくれたからだと思います。また、保護者の方や生徒の要望も再開を後押ししました。しかし、何より生徒から留学の機会を奪ってしまいたくなかったことが大きな理由ですね」
まず昨年7月にイギリスのイートンカレッジサマースクールとオーストラリア・ニュージーランドへのターム留学が、そして今年3月にはイギリス・ケンブリッジ大学のリーダーズ研修も実施となりました。
「ケンブリッジ大学リーダーズ研修では大学の寮に2週間滞在し、大学が作成したプログラムに取り組みました。また、現地の自然や歴史的な建物などに見て触れ、感じることはグローバル教育にとって非常に重要なことです」
一方、「イマージョンスクール」など国内で実施されるプログラムも充実。さらに、新しい研修プログラムの準備も進められています。
「まずイギリスの名門パブリックスクールであるラグビースクールとチェルトナムカレッジのサマースクールです。さらに、現在世界が注目するアメリカのチャータースクール『High Tech High』の課題解決型プログラムを受講するTINKTIONプログラム@Sun Diego。これはどんな研修になるのか、今から期待しています」
復活したグローバルプログラム
海外へ出ることを後押しする新しい企画が登場
そのほかのトピックとしては「TOKOグローバルプロジェクト」があります。これは昨年ターム留学を経験した中3から高2の生徒たちが自発的に立ち上げ企画したもので、同校の海外研修プログラムや国際交流について留学希望者をアテンド。留学希望者にとっては身近な経験者から情報を得る貴重な機会となり、昨年初めて実施されました。
また、海外大学進学希望者の背中を押すのは「海外トップ大学進学ガイダンス」で、こちらは今年初めての実施でした。
「海外の大学事情に詳しい方をお呼びし、入試対策など話していただきました。海外大学を志望する生徒と保護者が32名参加しました」
ちなみに、両方とも来年度以降も実施予定とのことです。
英語についても岡村先生に伺うと、「よく『英語は道具に過ぎない』と言われますが、それは違います。イギリスに行くと、単語一つにも歴史や文化があることを知らされます。道具でしかないと言うのは非常に一面的で失礼でさえあると思います。ですから、本校の生徒には英語に敬意をもってきちんと学んでほしいと考えています」と語ってくれました。
新型コロナ感染症が落ち着いてきた今、同校のグローバル教育はコロナ禍以前よりも盛り上がっているようです。将来海外で活躍したいと考えている受験生のみなさん、説明会で同校を訪れ、その勢いを肌で感じてみてください。
新企画
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
桐光学園中学校
[学校HP]http://www.toko.ed.jp
最寄駅/小田急多摩線「栗平駅」徒歩12分。スクールバス:小田急多摩線「黒川駅」から5分、京王相模原線「若葉台駅」から15分。