私学探検隊

個々のメンバーやチーム全体の力を引き出す「新しい時代のリーダーシップ」を学ぶ

自分らしさを発見し、自己肯定感が高まった生徒が増えた

ペーパータワーの製作を通じて、自分のリーダーシップに気づく

共立女子学園は、2022年度より「リーダーシップの共立」という新しい教育方針を掲げ、中学1年の探究学習から、「リーダーシップ開発」に取り組んでいます。2年目を迎えるにあたり、広報部主任の金井圭太郎先生にお話を伺いました。 「共立のリーダーシップは、周囲に対して命令や指示を与えるというものではなく、自身の力や影響力を使って、周囲のメンバーやチームの力を最大限に引き出す力です。多様なワークを通じて自分の強みがわかるようになるので、自己肯定感が高まった生徒が多く、保護者からも好評です」(金井先生)。自己肯定感が高まるのは、授業で特に、「ポジティブ・フィードバック」を大切にするからこそ。「その意見、おもしろいね」、「ずっと笑顔でいてくれて良かったよ」と、ポジティブな声かけをされるので、生徒は、自分が誰かの役に立っていることを実感するのです。

高校2年の選択授業は履修希望者が多く、大学でもリーダーシップ開発の授業を担当する金井先生と学年主任の広川二郎先生、副主任の丸投伸一先生の三人で担当チームを結成しました。広川先生は「中学1年から見てきた生徒たちの新たな一面が見られて楽しいですね。私も毎回勉強になっています」と語ってくれました。後期では、前期で気づいたリーダーシップを発揮するべく、高大連携やクライアント企業とのコラボレーションに取り組むそうです。

授業風景

この日は、高校2年生の選択授業でした。テーマは、「エニアグラムを使って、自分の思考の傾向を知ること」。エニアグラムで90問のテストをした後、タイプごとに4名程度のグループに分かれ、自分たちのグループタイプを紹介するポスターを作成、来週の発表に備えます。増川芽壱さんは、「みんなでいろんなテーマを話し合うのが楽しい。人と意見が違う時も、そんな見方があるのかと勉強になります」、工藤澪奈さんは、「友達に自分の良いところをみつけてもらったことが自信になりました」と笑顔で話してくれました。

コミュニケーションツール「えんたくん」に、グループを紹介する3つの特徴とそれを象徴するイラストを描く

絵が得意、文章を書くのが好きなど、自分の良いところを発揮できる役割分担をする

 

 

 

 

 

 

 

 

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

共立女子中学校

[学校HP]https://www.kyoritsu-wu.ac.jp/chukou/

〒101-8433 東京都千代田区一ツ橋2-2-1 Tel.03-3237-2744

最寄駅/メトロ半蔵門線・都営新宿線 三田線「神保町駅」徒歩3分。メトロ東西線「竹橋駅」徒歩5分。
メトロ千代田線「新御茶ノ水駅」徒歩12分。JRなど「御茶ノ水駅」「水道橋駅」徒歩15分。

この学校の詳細情報を見る