5カ国の英語圏から自分の学びに合わせて留学 ー異文化の中で自ら考え判断し、表現する力を磨くー
1校1名で留学する国際コース
中村中学校では高校進学時に「国際コース」を選択した生徒は全員、アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、アイルランドのいずれかの高校に原則1校1名で留学。同年代の現地校の生徒と同じ授業を受けながら、英語力だけでなく国際力を身につけます。
留学期間は3カ月、6カ月、1年から選択できますが、1年を選択する生徒がほとんどです。
通常は高1の冬~高2の冬に留学しますが、今回はコロナ禍で1年遅れて留学し、帰国したばかりの高3生の体験談をご紹介します。
堀部伽音さん(高3)留学先:Port Moody Secondary School(カナダ・コキットラム公立)
自分の決めたテーマで英語の論文も作成
多様な国籍・文化を持つ友人たちと触れ合うことで世界が広がった
私は中学のときにアメリカでホームステイをした経験から留学をしてみたいと強く思い、国際コースに進学しました。最初は英語がわからなくて、携帯の翻訳機能に頼ったり、日本人留学生と一緒に過ごしてしまいました。でも、限られた留学期間なのに、これではもったいないと一念奮起。自分が好きな音楽を聞いていたカナダ人の子に勇気を出して話しかけて、今では一番の仲よしになれました。 留学中の中村の課題として英語の論文作成があります。「食」に興味がある私は「カナダと日本の食文化の比較」をテーマとしました。現地の人にもインタビューしてSDGsの「すべての人に健康と福祉を」と絡めて論文を書き上げました。
小川結さん(高3)留学先:Alpha Secondary School(カナダ・バンクーバー公立)
困難も自分の力で乗り越える経験に
「無事に卒業式を迎え、証書をもらいました!」
中学で英語が楽しいと感じ、特にネイティブの授業が大好きだったことから国際コースを選択。中村でチアをやっていたことを活かして、留学先でもダンスの活動をしています。私の留学先は生徒の人数も少なくアットホームな雰囲気で、学校全体で仲がいいのが特徴です。 最初は環境に馴染めず友だち作りにも苦労しましたが、自分から積極的に話しかけるようにしたおかげで今ではいろいろなバックグラウンドを持つ多くの友人ができました。 留学中で一番つらかったのは最初のホストファミリーとの生活です。中村の担任の先生やエージェントの担当者に何度も親身に相談にのってもらい、乗り越えることができました。異文化の中ですべてを自分で何とかしなくてはならない苦しさはありましたが、この経験から困難な状況でも頑張る力が鍛えられた気がします。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。 中村中学校 [学校HP]https://nakamura.ed.jp/ 〒135-8404 東京都江東区清澄2-3-15 Tel.03-3642-8041 最寄駅/メトロ半蔵門線・都営大江戸線「清澄白河駅」徒歩3分。