私学探検隊

ミッションスクールだからこそ。新広報室長に聞く女子聖学院の魅力

朝のロビーに流れる素敵な音色

女子聖学院中学校の塚原隆行教頭先生が新たに広報室長も兼任されると聞き、お話を伺ってみました。
山手線・駒込駅東口から歩いて十分弱、系列の男子校「聖学院中学校高等学校」の先になります。
正門からチャペル棟へ入り、塚原先生とお会いしました。ロビーには素敵な音楽が流れています。
「今ちょうど礼拝中なので」
と教えてくれました。
女子聖学院は、プロテスタント系のミッションスクール。月曜日から土曜日まで、朝は毎日礼拝から始まるそうです。
素敵な音楽は、チャペルで奏でられているパイプオルガンでした。

伝統美と斬新さを併せ持つチャペルは女子聖の象徴

二つの教育目標

まずは教育目標から伺いました。
「『神を仰ぎ人に仕う』と『Be a Messenger』です」(塚原先生)
神を仰ぐ=キリスト者として
人に仕う=人、社会の役に立つ
幼稚園から大学院まである聖学院全体のスクールモットーです。
そして、他者へ働きかけるために自分の言葉で表現していく、それが
「Be a Messenger」。
「本校は、この二つを単なる標語ではなく教育プログラムにしました」

マイ・コンパスプロジェクト

女子聖学院は「神を仰ぎ人に仕う」を探求学習のテーマにしています。
「マイ・コンパスプロジェクトと名付け、多角的に探求しながら、自分軸を考えていきます」(塚原先生)
そのためには最大限の時間、中高の六年間をかけるそうです。
また探求学習には、ICTを活用し、「デジタルシチズンシップ(DC)教育」と「リーダーシップ教育」も組み合わせ、総合学習化しました。

テクノロジーと本物による英語教育

「Be a Messenger」
もう一つの目標は、語る言葉をもつ人を育てること。
「より多くの人に言葉を届けるためには英語力」(塚原先生)
ここでもICTが活用されます。電子教科書やアプリによっていつでもどこでも、そして何度でも学べるようにしました。
そしてネイティブの先生たちによる「聞く・話す・読む・書く」授業。
一つのクラスを二つに分け、少人数になった生徒を、それぞれ二名の先生が担当します。一人一人に目が届きますし、会話の模範例を見せることもできます。

ネイティブの先生が二名で

イングリッシュ・ラウンジ

またネイティブの先生たちも、ホームルームや掃除など、生徒と日常を共有したり、「イングリッシュ・ラウンジ」という英語専用のスペースで授業以外でも交流があります。
その他にも「グローバル3デイプログラム」、「海外研修プログラム」など多様な機会を設けています。
取材が終わると、塚原先生自らが校内を案内してくださいました。
クローソンホール、メモリアルラウンジ、回廊などいずれも美しく、静謐な趣きをたたえていました。
中でも印象的だったのが中庭。在校生、卒業生の保護者などがボランティアでお世話しているそうです。母校への想いを感じさせられました。

新広報室長の塚原隆行教頭先生


※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

女子聖学院中学校
[学校HP]https://www.joshiseigakuin.ed.jp/
〒114-8574 東京都北区中里3-12-2 Tel.03-3917-5377(広報室)
最寄駅/JR「駒込駅」徒歩7分。メトロ南北線「駒込駅」徒歩8分。JR京浜東北線「上中里駅」徒歩10分。

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