多様な価値観に触れ、国際的な視野を広げる新カリキュラム~様々な経験を通じて“自分軸”を見つける~
多様な選択肢を設けた新しい国際教育がスタート
湘南白百合学園では、キリスト教の教えのもと「愛ある人として」、国際社会の平和と発展のために自ら踏み出せる人になって欲しいと、国際教育に力を入れています。グローバル社会となった今、英語はもはやツールにすぎず、それを使ってどんな経験をするかが重要です。同校ではこれまでも多様な価値観に触れ、国際的な視野を広げるための様々な取り組みを行ってきましたが、6年間を通じてより体系的に学べるよう、今年度から新しい国際教育カリキュラムがスタートしました。
中1では体験型英語施設「TGG」(Tokyo Global Gateway)、中2では2泊3日の英国留学体験「British Hills」に参加。授業で習得した英語を実践する場として、生徒達は様々な場面で英語を使う練習をします。中3ではICTを活用し、オンライン上で外国人講師とのワークショップや課題を通じて、日常のコミュニケーションだけでなく、プレゼンテーションやディスカッションのスキルを習得。最後は自分が作ったアバターが仮想空間内で留学体験をする「VR留学」を行います。そして、高1ではアメリカサンディエゴ(大学寮滞在)、マルタ(ホームステイ)、オンライン(通学)の3つの中から希望のプログラムを選択し、全生徒が約10日間の海外研修を体験します(24年度から)。全生徒参加で、しかもコースを選べるのは他校でもあまりなく、珍しいケースです。
たくさんの経験を通じて“自分軸”を見つける
「本カリキュラムの最大の特徴は、全生徒が同じことをするのではなく、いくつかの選択肢の中から自分の興味のある分野を選べること。例えばTGGでは日常シーンだけでなく、プログラミングなどのサイエンス分野や、SDGsについて考える探究学習など、英語を使って視野を広げ、自ら考え自分の言葉で伝える経験を積んでいきます。また、海外研修はサンディエゴ研修では、現地の大学生とワークショップやディスカッションを行ったりしますが、プログラムごとに目的・内容・レベルを変えているため、生徒一人一人に合う選択が可能になっています」と、同カリキュラムの構築を担当している英語科の伊海真美先生。
このように中高6年間を通じて様々な経験をし、自分は何が好きで、何に関心があり、将来どんな道へ進んでいきたいか“自分軸”を見つけ、自立へとつなげています。生徒達の進学先は文理偏らず実に様々。2021年度にUPAA(海外協定大学推薦制度)へ加盟してからは、国内の大学受験と海外大学受験を併行して準備する「グローバル併願」をする生徒も増えているそうです。「愛ある人として」自分は世の中のために、世界のために何ができるか、自己を見つめ、挑戦する6年間。湘南から世界へと夢は広がっていきます。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
湘南白百合学園中学校
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