私学探検隊

英語漬けの4日間で英語スキルの自信がアップ!

英語を使ってSDGs問題について考える4日間

聖和学院は、神奈川県内で唯一高校に英語科を設置。近年は英語力を鍛えるだけでなく、国際社会で活躍する女性リーダーの育成にも力を入れています。高1の夏に実施される「SEIWA 模擬国連 Summer Camp」は、「英語スキル」と「国際的な視野」を磨く聖和オリジナルの4日間のプログラム。今回は、昨年夏にこのプログラムを体験した高2生3人にお話を伺いました。

 

今回取材に答えてくれたN.N.さん、Y.K.さん、E.U.さん(高2)。

1日目と2日目は湘南国際村で1泊2日の宿泊合宿。学校とは違う雰囲気の中、生徒たちは一日中英語で会話をします。1日目はレベルに応じて3つのグループに分かれ、英語でのコミュニケーションの取り方を練習しながら、世界共通の課題であるSDGsについての理解を深め、2日目はオーストラリア・グリフィス大学のRobert Hales教授によるSDGs環境アカデミー講座「日本とオーストラリアのSDGsの違い」をオンラインで受講。そこで得たものを3日目以降に行う模擬国連の内容に盛り込み、イングリッシュキャンプ後半戦に向けて準備を進めていきました。初めは少し不安だったと話す3人ですが、「ネイティブの先生の授業が面白かったので、一日が過ぎるのがあっという間でした」(N.N.さん)、「休み時間にクラスのみんなとボッチャをして遊んだのが楽しかったです」(E.U.さん)と、充実した時間を送ったようです。

どんな進路を選んでも英語は不可欠

各国の価値観や問題点を知り、それぞれの国の代表として意見を述べます。

3日目からは場所を学校に移し、宿泊合宿で学んだことを生かして模擬国連に向けての総仕上げを行いました。模擬国連の目的は、自分とは異なる立場や考えを持つ大使を演じることで、多様性の理解を深めること。生徒たちは担当する国の歴史や文化、生活スタイルや価値観を十分に理解し、それぞれの国の代表として、説得力のある発言を心がけなければなりません。今回はコロナに対するそれぞれの国の考え方がテーマ。「自分の意見ではなく、違う国の人になったつもりで発信をするので、リサーチがとても重要だと思いました」(N.N.さん)、「大勢の人に伝わるように話すには、身振り手振りを入れるなど伝え方にも工夫が必要であることを知りました」(Y.K.さん)と、それぞれがいろいろなことを学んだようです。最後は一人ひとりがイングリッシュスピーチを行い、4日間に及ぶイングリッシュキャンプは終了。同校ではその後も、さまざまなテーマについて考えを深め、英語で自分の意見を伝えるという練習を日常的に続けています。「将来は英語を使う仕事をしたい」(N.N.さん)、「まだ進路は決まっていないけれど、どんな道に進んでも今の時代は英語が必要。もっと英語が得意になりたい」(E.U.さんとY.K.さん)と、生徒たちのモチベーションアップにつながっているようです。

 


※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

聖和学院中学校
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